第59回生 普通科
女子の識字率が低い国があることを知った私たちは、女子の学習環境が良くない原因の一つである不安定な衛生環境に着目した。危険な通学路に加え月に一度生理が来る女の子にとって、トイレや手洗い場が整備されていない学校は通いづらいがすぐにそれらを整備することは難しい。今彼女らに必要なのは生きるための衛生知識だ。そこで私たちは識字率を上げるために女の子が自宅でも衛生知識、更には言語も学習できる教材として絵本を提案する。
時間割を考えるに当たり先行研究を調べるとガンマ波が15分の周期で増減を繰り返していることが分かり、そこから学習内容を踏まえると45分の授業時間が最適と分かった。今後は、1日の中での科目による最適な学習時間も踏まえた上で、パワーナップの導入の効果の有無等、企業にインタビューを行うなどをして時間割の改善を図りたいと考えている。
私達は孔子の教えで「これを知る者はこれを好む者に如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず。」から着想を得て、好きと得意の相関性を探求し最適な勉強法を提案したいと考えています。今現在好きと得意には0.5〜0.7の相関関係があることがわかったので、これから大学の教授のお話を伺うなどして最適な勉強法の提案に向けて探求を続けていく予定です。
私たちは、近年日本が力を入れて取り組んでいる英語教育について、他の国の教育方法と比較しながら、今後本当に私たちに必要となる英語のスキルはどのようなものなのか、新たな教育スタイルの提案をしたいと考え、様々な検証を行いながら探究を進めています。特に世界の中で教育が進んでいるとされている北欧の国々と英語教育の分野の中でも発音の部分に着目して、より具体的な考察に深めていきたいと考えています。