第59回生 普通科
私たち探究23班は「新世代マスクの提案」として、幼児教育の場で透明マスクを普及させることを目標に探究活動を進めています。コロナ禍でマスク着用が必須となった今、マスクはコミュニケーション時にあらゆる悪影響を与えています。当初は高校生を対象に円滑なコミュニケーションを取ることのできる透明マスクの普及を目指していました。しかし、三高生に対して行ったアンケートで「透明マスクを着用したいか」という問いに対して95%の人が「いいえ」と答えたため、高校生への普及は非現実的だと判断しました。また、同時期に行った透明マスクを制作している企業へのインタビューで、製品の対象は主にろう者の方や幼稚園の先生だということがわかりました。事前に行っていた先行研究で幼児期からマスクを着用することは発達上良くないという研究結果もあったため、現在は対象を高校生から幼児教育(保育園、幼稚園)を行う先生に変更して、インタビューや企業の方のご協力のもと、透明マスク開発のために探究活動をすすめています。