私達の班は東日本大震災を受けて、今後の震災の対策として防災バッグの提案として探究してきました。まず先行研究では東日本大震災の問題点などを挙げて、それを受けて必要な防災バッグのものを提案するという流れになっています。防災バッグの対象者としてはもし制限をつけないと探究範囲が広くなってしまうので成人男性を対象として考えました。今後インタビューやアンケートなどを行いバッグの中身をより良くしていこうと思います。

　私達は「NEXT50~鶴ケ谷の未来に向けて〜」というテーマのもと鶴ケ谷の地域団体や東北学院大学の教授に協力していただきながら活動を行っています。５０年後も全世代に受け入れられる、高齢化率が上がっても楽しめる街にするという目的で探究を進めており、ワークショップを開催し、様々な年代の方々からの意見を集めました。現在は集まった意見を元にマップの作成やスタンプラリーの実施に向けて活動しています。

　私達は、大堤沼が、「すべての人が使いやすい公園」に生まれ変われるように、ウォーキングコースを始めとしたいくつかの開発案を自ら作成したり、地域の団体や大学教授、学生の皆さんと協力したりしながら、地域おこし、脱少子高齢化を念頭に入れた公園化活動をしています。周辺地域の高齢者人口の多さや、近年の世帯者数増加による子どもの人口増加から、さらに公園需要が高まっていると考えられます。

　4班は身近な海から地球温暖化について考えることを初め行っていました。ですが、方向を変え、今まで自分達が調べてきた地球温暖化についての知識を小中学生に伝えていくことにしました。実際に鶴ヶ谷中学校にお邪魔して授業をしようと考えています。具体的にはシュミレーションゲームを行い、体験しながら地球温暖化を知ってもらえるように考えています。身近な場所から地球温暖化について学び行動してもらえるように伝えたいです。

　国土に対する森林保有率世界2位の森林大国である。しかし、安価な森林木材の利用率が7割を超え、国内の林業が衰退し、その結果、放置される森林が急速に増加している。これらの森林は土砂災害などの問題を引き起こす。私たちは、「国産木材の利用を促進することで国内林業の活性化を目指せるのではないか」と仮説を立てた。私達は株式会社文祥堂のkinowa様とzoomミーティングを行った。現在は鶴ケ谷小学校様との交流も視野に入れて進めている。

　私達は、以前から先輩方が取り組まれていた大堤沼公園プロジェクトについて、防災という観点から探究を行うことで、このプロジェクトの実現につなげようと活動しています。当初は大堤沼周辺は土砂災害の危険性がに注目して活動していましたが、過去に災害の事例がないことや、現段階での需要があまり見込めないこと、さらには大規模開発は高校生には経済的に難しいなどの問題から、現在は災害に関わらず安全性の向上を目指しています。

　私たちは土壌汚染に着目して探究を行っています。先行研究の結果、土壌汚染は一度なってしまうと自然の状態に戻りにくいこと、土壌生物に悪影響を及ぼすことがわかりました。そこで私達は土壌改善に向けた提言のためツルグレン装置を用いて三高の校庭、第２グラウンド、森の土壌を調査しました。ツルグレン装置とは熱と光によって土壌生物を採取する装置です。調査の結果、トビムシの仲間やツチダニの仲間を採取することができ森、第２グラウンド、校庭の順で土壌がきれいな状態にあることがわかった。私たちは人の手が及びづらいところほど土壌がきれいな状態にあるのではないかと考察した。今回の調査で調査方法の改善点が多く見つかったため次回の調査に向けて改善したい。

　身近にある川、七北田川などの水質調査を通して、現在問題として取り上げられているマイクロプラスチック問題の発生原因の根源について探究していきます。フィールドワークによって川から検知されたマイクロプラスチックの量、元となったプラスチックを解明し、どのような地域でどのようにしてどれだけのマイクロプラスチックが発生しているのかを追求していく班です。

　私達の探究班は近年問題となっている海洋プラスチック問題に目をつけ湖沼のごみについて着目しました。先行研究では琵琶湖に漂着したゴミの種類と量を調べ、自分達が調べてとったデータと比較しました。調査の結果、合計2120ｇのゴミが取れビニール袋が全体の47.2%を占める結果となりました。ビニール袋が最も多く湖沼に流入していることがわかったのでビニール袋を集める方法を中心に集める方法を模索していきたいです。