第59回生 普通科
皆さんは、市民トリアージと聞いて何を思い浮かべますか?トリアージとは、災害など多くの傷病者が出る場面で治療の優先順位をつける医療行為です。一方、市民トリアージとはその前段階、災害時に傷病者を発見した際に、どの程度の症状か一般市民が判断し、適した搬送先に運ぶためのものです。大災害では普段とは比にならない傷病者が出るため、一般市民の力が必要不可欠です。この、市民トリアージを広めるべく、私たちは活動しています。
こんにちは、探究41班です。私達のテーマは「創薬の流れをスムーズにするためには」です。多くの病に苦しむ人々をいち早く助けるために、このテーマに設定しました。もし、興味を抱いていただけたなら添付されたPDFを見ていただけたらと思います。今までの活動では実際に創薬を仕事としている研究者から実態を教えていただきました。今後は見通しはついていませんが、それらを元に何か提言できることがあればと思います。
運動部の高校生のパフォーマンス向上に貢献するため、筋疲労回復を目的とした最高の睡眠について探求している。各メンバーが起床時に脈拍を測り、予備実験で得た平均値と比較することで睡眠の質を数値化しようと試みている。現時点ではデータの母数が少ないが、データが集まった時には、睡眠時間や起床時刻などの複数の要素と睡眠の質との相関を調べ、睡眠の質を左右する要因を考察する。
この探求の目標は患者のナースコールに対する不満の解消と看護師の負担、ストレスの軽減です。患者さんが「とりあえずナースコールを使える」環境づくりの手助けをしたいと考えています。患者、看護師それぞれのナースコールへの意見をふまえ、私達はAIを活用し、患者の症状による緊急性の識別などの機能を持った新たなナースコールシステムを考えています。
私たちの班では運動部の高校生を対象とした最強のご飯というテーマで探究を進めてきた。私たちが決めた最強の定義は料理が美味しい、身体に疲労回復や身体強化をもたらす、費用が安く手軽なもの、栄養素同士の利害関係について考えているものである。栄養素同士の利害関係とは、例えば、ビタミンB6はタンパク質の吸収を促進するといったものだ。今後は自分たちで献立を立てて、食堂に献立を提案するつもりだ。
私達はファッション業界が世界第2位の汚染産業であることを知り、高校生である私達ができることとして三高内でのサスティナブルファッション実現を目指しています。これまでの取り組みとして、古着の回収やリメイク作品の製作を行いました。今後はリメイク作品の寄付や他校との合同企画などを行っていく予定です。また、課題として挙げられたハギレ布の活用法の考案や、サステナブルファッションに関心を持ってもらうための宣伝活動も解決に向けて活動していく予定です。
私達は地球温暖化によって海洋生物の数が減っているという情報を得て、身近なものでこの減少を改善できるのではないかと思い探求を始めました。最初にそれらの背景や現在の状況を調べるとどれも二酸化炭素が関わっており、地球温暖化とのつながりを発見しました。実際にお金を集めて環境を変えていくのは難しいため、ボードゲームを作って意識改革をすることを最初の目的としました。
僕達47班では学校教育の評定における絶対評価の是非というテーマで探求を進めています。昨今、日本教育の傾向としてより多様性に富んだ人材育成が進められています。しかし、そのような複雑なものを求められているのにも関わらず、生徒の評価方法は簡単な数値で表されています。そこで僕達はそのような数字に振り回されなくて済む新しい評価の方法がないかを模索しています。
日本の労働制度は、外国人労働者にとって、非常に都合の悪い制度だといえる。言語の壁、社員間の関係性など様々な問題が挙げられる。そんな中、外国人の雇用制度が優れている国がドイツである。だから、日本とドイツの制度を比較し、改善点を見出したポスターとなっており、これから企業の方にそれらを提案する予定である。
近年、ジェンダーに関する問題などがニュースやドラマなどで話題になることが増えた。その結果、パートナーシップ制度の制定や公的書類の性別欄など、制度的な面での解決が試みられている。しかし、差別や偏見はまだまだ未解決である。その解決には、一人一人が関心と問題意識を持つ必要がある。そこで、私達は「動画の発信」によって考える機会を作ろうと考えた。