第59回生 普通科
プラスチックストローの代替品として紙ストローが多く出回っていますが、中には紙ストローの使用に抵抗を持っている人もいます。より多くの人が快適に使えるストローを探すために、今回草ストローとパスタストローを取り上げ、それぞれを水に浸したときの耐久性の変化を調べました。パスタストローは時間が経つにつれてふやけてしまいましたが、草ストローは強度が増し、全く問題なく使用できるという結果になりました。
私達は七北田川の水質改善を目標に、水中に溶け込んだ有機物に焦点を当てて活動している。七北田川汚染の原因が水田からの流水なのではないかという仮説検証のため、流水の多い夏と少ない冬にCODパックテストを用いて水質を調査した。その結果、夏のほうが水質が悪いということがわかった。このことから、七北田川汚染の原因は水田からの流水である可能性が高い。これが農業用水に含まれる肥料に由来するものと考え、今後は水田に使用される肥料に着目して活動を続ける予定である。
今日のマイクロプラスチック問題が少しづつ浸透し始めている中、海岸におけるプラスチック定量方法が定まっていない現状があります。そこで私たちは先行研究を検証してその方法を定めようと取り組んでいます。私たちが目処を立てている先行研究は大きな費用が必要になるため、その費用を抑える方法を模索しています。そして、実際に宮城県で定量した結果と、他校との連携で集めた結果を比較、考察していきたいと考えています。
日本の農業が抱える高齢化、食料自給率などの問題を解決するための手段として、6次産業を広めることが大切だと考えた。6次産業には単独型と連携型の2種類があるが、インタビューの結果、連携型の方が地域と密接に結びつくことができ成功しやすいことが分かった。また、売り場に飽和している商品でも、売り出し方の工夫で成功した事例もあることが分かった。今後は企業や道の駅などの視察を通してより良い売り出し方を考えたい。
私達は、まずベーシックインカムによる探求をしていた。しかし、そこから経済の促進できる考察が得られなかった。つまり、消費を促すには、消費者側ではなく、売り手が工夫する必要があると考え、探求を進めた。調べていく中で、男女年代問わずに限定品が人気であることがわかった。その理由として心理状態を利用していることがわかった。これからは、限定品を発売したときの売り上げの変化を調べ消費を増やす工夫を模索していく。
ローカルテーマパークの集客を改善することで、地域の経済をより一層発展させられるのではないかと考え探究を進めようと思いました。論文を読むとテーマパークの長所やイベントのあり方について論じられていました。また、データを見たところ人々の来訪頻度は高くないこともわかりました。そこから各地のテーマパークの集客の成功体験をまとめ顧客層の意識とSNSを活用した宣伝やイベントをすることが解決につながると思いました。
年々増加している飲食店の閉店。その一因としてある「お店の赤字」を様々な観点から原因追求し赤字の飲食店を救いたい。私たちはコスト削減と売上アップのバランスをとることで赤字を脱出させることが出来るのではないかと考え、AI導入による人件費等の経営コストを削減する方法と、アンケートをとり顧客が店に求めるものは何なのかを調べ、より多くの客を呼び込み売上を増加させる方法の2つの方法を研究した。
私たちは音楽の黄金比について探究しています。黄金比と聞くと数学的に定められている和音の構造など古典的なものをイメージするかもしれません。そこで、私たちは流行音楽の持つ共通性はないのかということを疑問に思い、音楽の新たな共通性(=私たちオリジナルの黄金比)を定義できないだろうかと探究を進めてきました。現段階では和音の共通性に着目しています。最終的に分析を深めてヒット曲が多くの人にウケる要素を確認していきたいと考えています。
私たちは学習の中で使う人が多いであろう暗記ソングに着目し、視覚、聴覚の観点から学習に役立つ暗記ソングを作りたいと思いこのテーマを設定しました。最初に視覚と聴覚がもたらす効果についてインターネットで調べました。次に高校生を対象に苦手な暗記分野は何かアンケートを実施しました。アンケートの結果は暗記ソングを作る際に利用します。現在は楽曲の制作段階に入っています。そして最終的に映像を作成して暗記ソング動画を完成させる見通しとなっています。
わたしたちは店内BGMが店の印象や顧客の回転効率などに好影響を与えていることを知り、そこでコロナ禍で営業に困っている飲食店の方々に店内BGMを用いて手助けができるのではないかと考え、このテーマを設定しました。そして論文を通して、店内BGMが持っている効果や音の特徴の違いによる人間の感じ方などがわかりました。今後は、アプローチする業種を絞ってその業種に適したBGMを探求し、提案したいと考えています。