SOZOWスクールだより
SOZOWスクールだより
<第11号>
2024年11月第2週
保護者向け特別イベントを実施しました!
ご参加いただいた保護者の皆さんありがとうございます。
※定期的に実施する保護者イベントは、自分探Qコース在籍保護者様はご参加いただけません。
<渡部さんからのお話(一部抜粋)>
不登校を生む親の特徴なんてない。学校が合わないだけ。
親の育て方で不登校が起きるのではない。親が子どもを責めてしまうのも仕方ないこと。
親のせいじゃないから自分を大事にしてください。
子どもは不登校でダメな人間になったりしません。
必ず幸せになれる、大丈夫!
渦中は先が見えなくて辛いけど、信じて。
不登校のスタートは、すでに回復への第一段階である。
<保護者からの質問への渡部さんが回答(一部抜粋)>
保護者:ゲームやYouTubeの時間がどうしても長くなってしまう。少しずつ減らしていくにはどうしていったら良いか。
渡部さん:減らす必要はないと思います。彼らがゲームやYouTubeに浸るのは、自己肯定感が下がっているからで、それが一番自分自身を肯定できる場だからです。無理矢理奪い取るとかえって逆効果です。
保護者:「子どもは毎日元気に学校に通うこと=正常。病気以外の理由で学校を休む子ども=異常。」が『常識』とされる時代に教師の仕事を選択した渡部先生ご自身のなかの価値観の変化の過程。
渡部さん:一言では語れませんが、娘に救ってもらったと思っています。親として、教員として。以前の自分は子供の自主性を奪い、支配して操縦することで優越感に浸る、そんな教員でした。娘のおかげで、それまでの自分を、感情的にならず論理的な考えに基づいて「全て否定」することができました。人から言われたのでは、自分自身のパラダイムシフトは起きなかったと思います。
保護者:今の学校教育に何が足りないと思うか。
渡部さん:子供の力を信じること、子供の意見や考えに耳を傾けることが足りていないと感じています。子供は「指導すべき存在」というのが一般的な見方で、教育を与えるという感覚になっているのがまずいと思います。
保護者:不登校の子どもの学習について、どのように考えておられるか。学習が遅れていることで、より登校へのハードルが上がっているようにも思う。親として、大切にしていたこと。不安感が強い子どもが社会との繋がりを持ちながら、自立していくための手立てについて。
渡部さん:
・学校で教科書を読み進めるような勉強は、長い目で見ればたいして必要なものではありません。しかし、「必要最小限度の知識技能(読み書き計算など)」と「学んだ経験」が重要だと思います。
・必要最小限度の知識技能は主に小学校で身に付けるものです。これについては身に付けていた方が困ることが少ないです。
・大切なのは「学んだ内容」ではなく「学んだ経験」です。学校での授業を、机の中にどれだけのモノを詰め込むかというたとえで言えば、たとえ机の中はスカスカであったり、空っぽであったりしても、開けた後に次どうしたら良いか、次のどの引き出しを開いてみれば良いかを考えることができる子は困ることはありません。その思考ができる子は、「自分で学びに向かった経験」がある子です。
・不登校の子が進路希望を明確にし、例えば高校受験と行った関門を超えなきゃ行けない場合は、現実的に勉強が不可欠になります。その場合、学び直しをしておくことが重要で、やり気になった段階からの勉強をしても、蓄積がなく分からないことが多くて、「自分はやってもダメだ」と誤解してしまいます。ただやってないだけなので、ホームスクーリングなどを使って学び直しをすることが有効です。
保護者:子どもの気持ちを尊重し過ごしていますが、これだけは外せない親のサポートまたは、サポートの仕方はありますか?
渡部さん:本人が自分で考え、自分で決めて、自分で動くことだと思います。親の都合で子供のさせたいことを突きつけない。本人が決めたことは、いくら親にとっては「?」と思っても否定せずにやらせてあげ、応援する。
保護者:具体的な将来への見通しのもたせ方について
渡部さん:すべて本人が決めることです。支配して操縦しようとする接し方は避けたいです。支援と伴走が大切です。
将来なんて見通せません。その時その時で考えて決断する力が必要です。昔とは違うのです。勇気を持って決めて進む、それしかないと思います。
<次回をお楽しみに!>