SOZOWスクールだより
SOZOWスクールだより
<号外>
2025年9月第4週
スクール生が商品開発!
開発秘話に迫る
未来探Qコースのプロ活にて、岡山の佳豊庵さんと一緒に商品開発をしてきました!
とうとうその商品が販売に!
ぜひ子どもたちの頑張りを見ていただけると嬉しいです
クラフト抹茶シロップ <しずくびより>
ひとしずくで、おやつ時間が少し贅沢な時間に。
お土産にも、自分のご褒美にも
<商品概要>
価格:1,600円(税込)
内容量:150ml(希釈して使用する濃縮シロップ)
最初に子どもたちが取り組んだのは、「誰のために作るのか」を考えること。
年代の近い人に届けたいのか、まったく違う人に挑戦してみたいのか。議論の末、まずは「年代が近く、自分たちと似ている人」をターゲットにすることにしました。
そのうえで、作りたい商品アイデアをブレストします。
「ポテトチップス」「グミ」「抹茶シロップ」…さまざまな意見が出る中で、大事にしたのは「作りたいという気持ち」と「実際に商品化できるか」の両立です。
佳豊庵さんの強みを生かし、プレゼンや議論を重ねた結果――「作りたい」×「作れる」が一致したのが、抹茶シロップでした。
最初は誰に届けたいのかを決めました
でたお菓子のアイデアをチームで評価して、どれにするか決めました
5月には実際にプロに会いに行きました。
そこではオンラインとリアルのハイブリットで商品開発の途中経過をプロに発表したり、
実際に商品開発に関わる他の大人の話を聞く中で、自分たちに活かせることを考えました。
チームごとにプレゼン
そしてプロと一緒に試作!
実際にプロが作る様子を見ながら、抹茶シロップの試作をしました
味を見て、「少し甘いかも」「もっと苦味を残したい」など意見をプロに伝えながら、商品開発を経験しました。
抹茶シロップに決まってからも、子どもたちは「なぜこれが良いのか」を考え続けました。
・ 岡山は栄西禅師ゆかりの地であり、お茶の物語を持つ土地であること。
・ 抹茶はインバウンドの拡大とともに国内外で人気が高まっていること。
・ ラテやスイーツ、炭酸割りなど多彩なアレンジが可能で、子どもから大人まで楽しめること。
・ 近年「クラフトビール」「クラフトコーラ」のように、個性を大切にする“クラフト文化”が広がっていること。
これらを知れば知るほど、「抹茶シロップでいこう!」という気持ちは強くなりました。
商品が決まったら、次は「誰に届けたいのか」を考え直します。
「いい商品を作っただけでは売れない。相手を想像してこそ売れる」ということを、子どもたちは実感しました。
抹茶シロップをほしい人、実際に販売するのは、日比谷のSOZOWフェスであること、この2つを考えると、届ける人についてさまざまな意見が飛び出しました。
・ 親子で来ている人が多そう
・ お父さんお母さんがお土産に買いたくなるかも
・ 健康志向の人にも合いそう
・ クラフト抹茶の珍しさが興味を引くかも
・ 商品開発をしている子どもたち自身に興味を持つ人もいるはず
自分が飲みたいものではなく、“お客さんがどんな気持ちで買うのか”を想像すること。ここにマーケティングの学びがありました。
ターゲットがどんな人なのかを共感マップを使って考える
さらに「なぜ買ってくれるのか?」を掘り下げます。
「岡山のお茶だから特別感がある」
「抹茶なのにスパイスが入っていて珍しい」
「子どもたちが関わっているから応援したくなる」
スタッフからの「それは本当に?」「どうやったら伝わる?」という問いに答えるうちに、子どもたちの考えは深まっていきます。
最終的に整理されたセールスポイントは次の3つ。
1. 無添加素材で健康にいいこと
2. スパイスをブレンドした珍しい抹茶シロップであること
3. 不登校の子どもたちが企業と一緒に開発した商品であること
この3つは商品の強みであると同時に、子どもたちの深く考えた学びの結果でもあります。
(※なお、商品開発過程で岡山産抹茶の調達数が少なく、今回は他産地の抹茶を使用しています。)
セールスポイントは何かたくさん考えた
こうして完成したクラフト抹茶シロップは、8月23日に日比谷フェスでお披露目しました!
多くの方に試飲いただき、
子どもたちからは「おいしい!」「クラフトコーラっぽさがある!」
保護者の方からは「抹茶以外のスパイスの香りもいい」「炭酸で割っても楽しめそう」
といった声をいただきました。
日比谷で販売にチャレンジする3人
商品にシール貼りも
バニラアイスにかけても美味しい
今回の取り組みで大切にしているのは、シロップを売ることそのものではありません。
子どもたちが主体的に考え、答えのない問いに向き合う時間をつくること。
「誰に届ける?」「なぜ買う?」「どうやって伝える?」という問いに取り組んだ経験は、子どもたちにとって次の挑戦につながる学びになっているはずです。
とはいえ、せっかくなら手に取っていただきたい気持ちがあります。
子どもたちが一生懸命考え、佳豊庵さんの技術とともに作ったクラフト抹茶シロップ<しずくびより>
ぜひ味わってみていただけると嬉しいです。
※利益が目的ではないため、少数の生産となっています。今後の継続的な販売は未定です。
開発に関わったみらたんメンバーたち(修学旅行に参加した子たち以外も関わっています)
クラフト抹茶シロップ <しずくびより>
ひとしずくで、おやつ時間が少し贅沢な時間に。
お土産にも、自分のご褒美にも
<商品概要>
価格:1,600円(税込)
内容量:150ml(希釈して使用する濃縮シロップ)