八海の国 風土記

新潟県南魚沼市 八海山麓地域の風土を伝えるサイト

当サイトについて

このサイトは新潟県南魚沼市 八海山麓地域の風土と文化資産を未来へつなげるため

京都芸術大学大学院 学際デザイン研究領域の修了研究として制作しました。

研究の流れ

研究の初期段階は南魚沼市全域を対象とし、歴史、文化、産業、経済等さまざまな面から基礎調査を行いました。

その後「風土」という観点から、歴史、地勢、信仰、祭祀といった着眼点をもとに、

八海山と共に暮らし、八海山に愛着を持つ地域、八海山麓地域を「八海の国」と規定し研究対象としました。

5つの文化資産

基礎調査を踏まえ、個人研究では個別の文化資産を調査しました。

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木喰仏と
人々の暮らし

八海山麓地域に残る木喰仏に焦点を当て、「地域で保存されてきた木喰仏」と「人々の暮らしとの関わり」を調査しました。また、木喰仏が老朽化する具象物であるという観点を踏まえ、今後の維持・継承への示唆を導くことを目標としました。

南魚沼地域の
風土と発酵文化

南魚沼地域の発酵文化や郷土食はどのような特徴があるのか。自然環境、地理的・文化的背景など、食から見た地域特性について調査するとともに、今後、発酵文化・郷土食をどのように活かして残していくかについて考察しました。

地域に生きる
里山伏

「地域に生きる里山伏」の姿をとおして、地域社会との関わりや地域住民の認識について考察しました。併せて、里山伏の残る地域文化の再評価を試みるとともに、これが地域の風土とどのように関係しているのかを考察しました。

地域をつなぐ
浦佐多聞青年団

浦佐毘沙門堂裸押合大祭を中心に活動する多聞青年団自体にスポットを当て、青年団が地域においてどのような役割を果たしているのかを調査しました。特に文化資産の継承を通した地域の繋がり創出について意義を考察しました。

浦佐地域に息づくサウンドスケープ

浦佐地区の景観や環境を歩いて楽しむ「フットパス」における「音」に着眼し、地域の特徴として息づくサウンドスケープを可視化し、そこに地域の人々の暮らしや文化がどのように関係しているのかを明らかにしています。

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