フタホシコオロギについて

フタホシコオロギGryllus bimaculatusは、古くから実験昆虫として用いられています。

研究対象としてでなく、コオロギを戦わせる闘蟋(とうしつ)の文化が中国にあります。その記録は1000年以上前から残っています。

フタホシコオロギは、直翅目昆虫の一種です。つまり、バッタ目の昆虫です。生息域は亜熱帯地方で、日本では鹿児島県以南で野生種が確認されています。



研究対象としての直翅目昆虫種としては、主に以下の数種が挙げられます(主に分子生物学的な解析で用いられている種)。

フタホシコオロギ Gryllus bimaculatus

ヨーロッパイエコオロギ Acheta domesticus

トノサマバッタ Locusta migratoria

サバクトビバッタ Schistocerca gregarea


コオロギでは、上のG. bimaculatus、A. domesticus以外にも、いくつかの種が生化学的、生態学的、生理学的に用いられています。

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