アルミ缶回収活動は、平成7年、英語の授業で飢えに苦しむ外国の子ども達を取り上げた題材を学習した際、生徒たちが「今の自分たちにできることは何か」を考えたことがきっかけで始まりました。
平成8年には生徒会がスローガン「アルミ缶で車いすを!世界中の人々の幸せと地域の福祉の為に、自分たちのできることからはじめよう。」のもと、生徒全員で地域全戸からアルミ缶を集め、その収益金で福祉施設に車いすを寄贈することになりました。
アルミ缶回収活動も令和4年度で27年目を迎えました。
1 アルミ缶回収のための袋を各地区のゴミステーションに配ります。写真は配布前の袋分け作業の様子です。
2 回収されたアルミ缶を、生徒が分担してつぶします。
3 搬入ボランティアがアルミ再生工場へ搬入してくれます。
車いす 113台、介護ベッド 3台、ベッドマット・ポンプ 2組、歩行器 12台、エアーマット 1台、入浴用シャワーキャリー 1台、シャワーチェアー 4台、
歩行補助用品 5台、ポータブルトイレ 2台、車いす牽引装置 1台、浴槽台 3台、リハビリテーブル 1台、玄関用手すり 1台
<平成8年~令和3年度総計>
・アルミ缶リサイクル協会学校表彰 「優秀賞」(平成27年)
・きれいに暮らす奈良県スタイル推進協議会「きれいな奈良県づくり功労賞」(令和2年)
・第20回環境美化教育優良校等表彰 「優秀賞」(令和2年)
これは、生徒の努力だけでなく、地域の協力や、歴代の中学生の地道な継続的な活動の成果です。ありがとうござ います。
令和2年10月、奈良県スタイルジャーナル第13号で、月ヶ瀬中学校のアルミ缶回収が取り上げられました。
・Webページ奈良県の環境情報サイト『エコなら』で、掲載されています。
令和4年、車いす2台と歩行補助器5台を月ヶ瀬社会福祉協議会に贈呈しました。
令和3年、車いす2台と歩行補助器3台を月ヶ瀬社会福祉協議会に贈呈しました。
令和2年の社会福祉フェスティバルでは、車イスを6台寄贈しました。
令和4年度も地域の皆様のご協力をお願いします。