学校ビオトープ・観察池も、新年度の準備

〔3月26日〕

観察池にはガマがありますが、ガマは生命力が強く、間引かないとその勢力をどんどん伸ばしていきます。

また、観察池の水草も春先から晩秋にかけて様子を見て随時、間引いています。

でも、間引くのが面倒だからと水草を取ってしまえば、魚が越冬できなかったり、池の保温もできなくなったりします。

魚がいなくなると、ボウフラが大量発生する危険性もあります。

このように自然界は微妙なバランスで成り立っているのです。観察池はこうした微妙なバランスを教えてくれています。

ガマの成長具合を調べるために、今まで積極的に刈ってきていませんでしたが、今回は、ガマの勢いをそぐために大量にとりました。池の植物は、再度池の栄養になるように池の上にプランタを置いてそこに入れるのですが、あまりにも多いので、池の外にも置きました。今後、枯れて虫などに分解されかさが減ったら、入れていけばいいと思います。