プロジェクト管理では、企業の業務をプロジェクトとして登録し管理することができます。
ユーザー属性に「プロジェクトマネージャー」権限を付与されているユーザーはプロジェクトを登録することができます。
なお、プロジェクトマネージャーに設定されていない一般ユーザーはプロジェクト管理画面を参照できません。
以下では、プロジェクト管理の各画面について説明します。
以下は「検索条件」リンクをクリックして検索条件項目を表示させた画面です。 プロジェクト表示を絞り込みたい場合は、検索条件を指定して検索実行します。
入力された条件で検索が実行され、その一覧が表示されます。
プロジェクト一覧からプロジェクト参加メンバーの作業日数、ToDoを参照することができます。
作業日数の閲覧
作業日数は該当プロジェクトにアサインしているユーザーによって登録された作業日数の合計です。
表示されている日数をクリックするとユーザーごと、スキルごとまたはその両方の作業日数を確認することができます。
画面上部に表示される「メンバー」「スキル」「両方」のラジオボタンにチェックを入れると、各分類ごとに表示が切り替わります。
下図の例は上から順に「メンバー」「スキル」「両方」となっています。
(メンバー)
(スキル)
(両方)
ToDoの閲覧
プロジェクト一覧画面からプロジェクトに紐づけられたToDoを参照することができます。
一覧のToDo欄に表示されてる数字をクリックすると該当のプロジェクトに紐づけられたToDoが下図のように表示されます。
ステータスが終了でない且、終了日を過ぎているToDoの終了日の背景が薄い赤色で表示されます。
ToDoの詳細は、該当行をクリックすると表示されます。
プロジェクトを新規に登録します。
必要事項を入力し「登録」ボタンを押下してプロジェクトの登録を行います。
メンバーの追加
メンバーの「追加」ボタンをクリックすると社員検索一覧画面がポップアップで開きます。
リストからプロジェクトにアサインしたい社員を選択してクリックすると元画面の「メンバー」エントリーに追加されます。
プロジェクトアサインされたユーザー
プロジェクトにアサインされたユーザーのプロジェクト参照画面には、該当プロジェクトが表示されます。
ユーザーは該当プロジェクトで自身のToDo(作業内容)を登録します。
ToDoにはスキルを紐づけることができます。プロジェクトに参画しToDoを更新することでスキルを習得できます。
ユーザーが、ToDo終了の登録をすると、マネージャーに承認申請の通知がされ、承認されるとユーザーにスキルが付与されます。
以下の例では5名の社員がアサインされてメンバーに追加された状態
プロジェクトメンバーの役割設定
プロジェクトにアサインしたメンバーには個別に役割を設定することができます。
プロジェクト一覧から該当のプロジェクトを選択してメンバーの役割を設定します。
プロジェクトの更新画面で任意のプロジェクト難易度を指定して「役割設定」ボタンをクリックします。
プロジェクトの更新画面で任意のプロジェクト難易度を指定して「役割設定」ボタンをクリックします。
「役割設定」ボタンをクリックすると以下の役割選択ウィンドウが表示されます。
この画面にはアサインされたメンバーの判定レベルに対する現在のレベルが表示されます。
マネージャーがレベルに応じて役割をアサインすると「難易度」の項目に全体レベルや選択中のレベル値が算出されて表示されます。
指定した「難易度」に到達するまでは算出された数値が赤で表示され、「難易度」に到達すると青で表示されます。
例えば上記でメンバー「堀 洋」に「アプリケーションサービスデベロップメント」の入門レベルの作業をアサインする場合は、該当のセルをクリックして表示される選択肢から入門レベルを選択します。
メンバーへのアサインが終わったら「更新」ボタンをクリックし対象プロジェクトを更新します。
保有スキルレベル以上のアサイン警告
アサインしたレベルが本人のレベルより高い時には、タスク名が青字や赤字で表示されます。青字はプロジェクト内に該当レベルの保有者がいることを示します。赤字は該当レベル保有者がいないことを示しています。また保有スキルレベル以上のアサインをするとよりタスク単位でアサインするウィンドウが表示されます。
フォロー者表示
フォロー者表示のチェックボックスを✔すると、青字で警告されているレベルを保有する他のメンバーが、アサインされたメンバーをフォローできる人として氏名が表示されます。
「役割設定」画面で「更新」ボタンをクリックすると設定した内容が親画面に反映されます。
メンバーが保有するレベルと同等のレベルが割り当てられたときはアサインされた内容が黒字で表示されます。
文字の色によってそれぞれ以下のように意味づけされています。
黒・・・アサインされた役割のレベルに達成している
青・・・アサインされた役割のレベルに達成していないけれどもプロジェクト内の他メンバーがレベル達成者
赤・・・担当者も他のメンバーもアサインされたレベルに達していない
またこの時に難易度の全体レベルとキャリアモデル判定レベルのレベル値が算出されます。
上記プロジェクト一覧画面のように登録されているプロジェクトはプロジェクト名にリンクが付与されてリスト表示されます。
更新または削除したいプロジェクト名をクリックしてプロジェクト更新画面を表示します。
更新画面での「人材分布」の表示
更新画面に表示されている「人材モデル」を選択し「人材分布」ボタンをクリックすると、現在アサインされている社員のスキル判定を確認できます。
現在のメンバーのスキルをマトリックスで確認することで、プロジェクトに追加すべきレベルのメンバーを確認することができます。
また「タスクフレーム判定結果」リンクをクリックすると保有スキルの状況も確認できます。
ステータスの意味
プロジェクトのステータスはプロジェクト検索条件として指定することができるので適切な設定をお勧めします。
指定なし
新規
作業中
終了 「終了」を選択すると「評価」を指定するドロップボックスが表示されます。評価は5段階で指定できます。
・習得スキル履歴の取得
※履歴の取得はオプション機能となります。ご利用を希望の場合はご相談ください。
プロジェクトのステータスを「新規→作業中」に変更時と作業中にメンバーが追加された状態で「作業中→終了」に変更時にスキル履歴が取得されます。履歴が取得される対象はアサインされているメンバーとなります。
既存の履歴が規定数に達している際は履歴の取得ができません。
その場合は以下のようなダイアログが表示されます。
OKをクリックするとプロジェクトの更新は行うことができますが、履歴の取得はできません。
履歴を取得する場合は「マスタ管理→能力診断履歴管理→能力診断履歴管理」から既存の履歴の削除を行ってください。
なお、既存の履歴の削除は管理者のみ行うことが可能です。