或る夜の竹罪伝(あとがき)

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あとがき?

はい、あとがきです。まぁ、あとがきというほど書くことがありません。本篇も内容のない前々半部分で終わっちゃいましたしね。あとがきから読んでいるめんどくさがり屋にあらすじを説明すると、

「しゅじんこうはじけんにまきこまれた!」

そんな話です。

さて、この原稿ができたのは締切日でしょう。そう、今本篇に詰まってあとがきを書いているのです。締切前日にです。徹夜の峠です。そして、もはやこのあとがきはあとがきですらなくなってしまっています。まぁ、そこら辺は大目に見ておいてください。後、もしかして締め切りをぶっちぎってしまった時も考えられますので、ここで謝っておきます。申し訳ありません、いろんな意味で。

さてさて、あとがきがこれだけなのは淋しい限りですので、本篇のことを書きます。相当に本篇が不親切なので、補足的なことを含めてです。

さて、登場人物についてなのですが、この話、意外と登場人物が多いです。ミステリーって、主人公+助手+犯人+被害者+犯人候補3人くらい+女将さんくらいの構成だと思うのですが、この話は総勢二十人位はいます。それも、どこかで重要な役割を持っている人ばかりです。「正直把握できねえよ!」と思うこともあるかと思います。作者のくせに自分も最初は混乱しました。正直、魅能神社の人たちはヒロインの宮部瑞菜を除いて、名前が適当に付けられました(後付けはあるけど)。しかし、どうしても人数が多くなってしまうのです。以前自分が書いたお話も総勢百人とか大規模なものが多かったのです。現在個人的に描いているものなんて何百といて自分でデータベース化して人物を把握するくらい膨大な登場人物いますからね。いや、今回減らそうとは努力しましたよ。だって、読者ありきの小説ですからね。読者がついてこれないのではしょうがない。でもこれです。……すみません、わかりづらくて。そして今回一回で終わるはずだったのに前篇になってしまいました。それでも、この本篇が不親切であればこのあとがきも不親切である自分の文章を読んでいただいてありがとうございます。

締めに入ってしまいそうでしたが、続けます。それで、この前篇、何をしたいのか。ここだと思います。山もなければ、終わりも終わり、なにもないですからね。一言、この小説の前篇を説明しようとするならば、それは日常に忍び寄る何か、ということでしょう。日常に近ければ近いほど、その物語は共感を呼びます。それを目指したのですが……全然でしたね。

ふと気がついたら締切日になってしまいました。もうそろそろ本篇をやらないと終わらなさそうなので、ここらで切りますが、次回も楽しみにしていてください。

次回予告↓↓

この物語はフィクションであり、現在の法律とは何ら関係ありません。

2008/07/17/00:19

赤井笛(赤井の赤は紅い月の赤)

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