鷲羽岳に登ると眼下に見える鷲羽池。槍ヶ岳との共演は実に美しいものです。この山域では小規模な噴気活動はあっても、活火山はないというのがこれまでの定説でした。しかし、ジオの視点で見てみると1つの疑問があります。なぜ鷲羽池の火口湖は氷河に侵食されていないのか。最新の噴火は氷期の後で、もしかしたら活火山なのではないか。
また、三俣山荘から槍ヶ岳方面を見ると、硫黄沢や硫黄岳の荒涼とした山域が広がっています。噴気活動を時折起こすことが知られていますが、果たして硫黄沢の噴気活動は果たしてずっとこんな感じだったのでしょうか。
一方、雲ノ平や周辺の山域で、土壌に火山灰の層が5層もあることは前から知られていました。日本の中には数限りないほどの噴火がこれまでにあった中でこの火山灰はいつのどこの噴火のものだったのか、長らく謎でした。
そんな謎に挑んでいるのが富山大学の石﨑教授を中心とするグループ。果たして真相はどうなのでしょうか。現地で直々にお話を聞きます。
鷲羽池と槍ヶ岳
鷲羽池を形作る溶岩
鷲羽岳の右肩は溶岩の色
最近の硫黄沢の噴気活動
登山道脇の火山灰層はどこから?
雲ノ平やワリモ岳の火山活動も解説
9月17日(木)~20日(日)
※日程が確定しました。
○集合 8:00 奥飛騨温泉郷観光案内所(新穂高センター) または 9:30 わさび平小屋
※新穂高温泉の駐車場は止められない可能性もあります。バスやタクシーや宿の送迎の利用もご検討ください。
○解散予定 15:00 新穂高温泉
1日目:新穂高温泉―わさび平小屋―鏡平山荘(6時間半)
2日目:鏡平山荘―弓折乗越―双六小屋―三俣蓮華岳―三俣峠―三俣山荘(6時間半)
3日目:三俣山荘―鷲羽池―鷲羽岳―ワリモ岳―岩苔乗越―祖父岳―黒部源流碑―三俣山荘(7時間)
4日目:三俣山荘―三俣峠―双六小屋―弓折乗越―鏡平山荘―わさび平小屋―新穂高温泉(8時間半)
45,000円(税込)
※参加費はガイド料のみとなります。モンベル会員は500円割引いたします。
※ガイド経費(現地までの交通費、宿泊費・駐車場代等)はお客様で按分してお支払いいただきます。おひとりあたりの分担額はお客様の人数によって変動しますが、18000円から25000円程度を目安にお考えください。最終案内時に確定額をご案内いたします。
※山岳保険に加入ご希望のお客様は、別途保険料をガイドにお支払いください。
※お客様の交通費、飲食費、宿泊費等は別途必要となります。
5名様より催行、定員8名
・1日に累積標高差2000mの行程をおおむね標準コースタイムで歩ける方
・ただ登りたいだけでなく、山の地質や地形に興味のある方
本ページ末尾のリンクからお申し込みください。
登山靴・ 靴下、雨具、防寒具、帽子、行動食、非常食、飲物、ヘッドランプ(電池も)、着替え、洗面用具、ザック
※ご不明な点がありましたら、お気軽にご相談ください。
スケジュール、コースは天候などにより変更・中止になることがあります。
解散は遅れることがあります。お帰りの予定は余裕を持って計画を立ててください。
当日体調が悪い方はご参加いただけません。
ご不明な点がありましたらお問い合わせ下さい。
田村 tam.tamlin@gmail.com
石﨑泰男(富山大学教授)
各地の火山の活動史を地質学の見地から解明を続けてきた火山地質学者。日光の男体山や志賀高原の志賀山などが活火山(1万年前以降に活動履歴のある火山)であったあることを発見してきた業績から、「活火山ハンター」の異名を取る。直近では鷲羽池・硫黄沢火山が大規模な水蒸気噴火を起こしていたことを発見した。