山国信州にある不思議な地形たちの謎。
流れの細い川なのに深く刻まれた谷、大きな沢もないのに断崖絶壁に囲まれた岩山、山岳信仰の拠り所ともなった岩窟、流れやすそうな場所をなぜか外れて渓谷を作る川、谷の中を蛇行する川。。。
多くの地形は雨や川が山を浸食して作ったとこれまでの地形学では説明されてきました。しかしよくよく考えてみると、現在の地形学では説明できない地形ばかり。。。
新説登場!地形は海が作った!?
ブラタモリやジオジャパンでもお馴染みの講師の高橋さんは、その謎に挑み、1つの結論に至りました。地形は海が作った、と。
そんな馬鹿な?!ならば論より証拠。安曇野を舞台に、様々な地形を観察し、これまでの定説と高橋さんの新説を検証してみましょう。さあ、知の冒険に出発です。
迫力ある岩壁から落ちる八坂大滝。
この水量で周りの崖も浸食できるだろうか。
松本市街地の北にある谷中分水界。
川が作ったなら傾斜は一方向になるはず。
差切峡にある5mほどのポットホール。
川では写真のように埋まって削れないのでは?
谷間を流れる犀川。
この谷を今の川の水量で削れるだろうか。
海ならば作れる地形ばかり。
この雲海と同じように海が広がっていた?!
手製の地質図を元に解説するまさき先生
6月27日(土)~28日(日) 1泊2日
※どちらか1日のみでの参加も可能ですが、2日間参加可能な方を優先して受け付けます。1日のみで参加したい方は、お申し込みフォームにその旨を明記の上、お申し込みください。
10:00 松本市中央公民館Mウイング(予定)
※松本駅から徒歩5分。正式に決まり次第、改めてご連絡します。
16:00 松本駅
【1日目】
午前:地形は海が作った?!「地形海成説」の紹介と解説。
午後:車で各地を見学・解説
宿泊場所:浅間温泉
【2日目】
終日:車で各地を見学・解説
※悪天の場合には予定を入れ替えたり、講演や室内実験を主体としたプログラムに切り換える場合があります。
※解散時刻はなるべく予定通りになるように努めますが、やむを得ない理由で過ぎる場合があります。ご承知おきください。
※見学地点の駐車場所の容量の都合や迷子防止のため、見学は車に乗り合わせで移動します。お車でお越しの方は、近隣の駐車場に止めてご参加ください。
・よく考えれば納得。川は作れない谷中分水界の不思議。
・流れやすそうな平地を離れてなぜか渓谷を刻む川の不思議。
・ほとんど沢がないのに台地状にそびえる山の不思議。
・水量が少ないのに広い谷が刻まれる不思議。
・川幅は狭いのに谷いっぱいに段丘が広がる不思議。
・よくよく考えてみるとなぜか土砂で埋まらない甌穴(ポットホール)の不思議。
・水のない山のてっぺんにある岩窟(タフォニ)の不思議。
・火山でもない山の稜線にある沼地の不思議。 他多数
18000円(税込)
※参加費は講師料・ガイド料のみです。モンベル会員は500円割引いたします。
※運営経費はお客様で按分して当日お支払いいただきます。おひとりあたりの分担額はお客様の人数によって変動しますが、10000円から14000円程度を目安にお考えください。決定額は1ヶ月前を目処にご案内します。
※お客様自身の宿泊費(1泊2食付10000円程度)、飲食費、現地までの交通費等は別途必要となります。
7名様より催行、定員11名様 ※先着順。定員になり次第締め切り。
※お申し込みはページ下方からリンクしている申込フォームからお願いします。↓
・身近な地質や地形に興味のある方
・いまの地形学で何がわからないかを知りたい方
・自然を見る新たな「眼」を手に入れたい方
運動靴、行動着、雨具(傘も可)、防寒具、飲物、ザック、筆記用具、タオル、洗面具、常備薬、保険証、 等
※ご不明な点がありましたら、お気軽にご相談ください。
・行程は天候などにより変更・中止になることがあります。悪天の場合には予定を入れ替えたり、講演や室内実験を主体としたプログラムに切り換える場合があります。
・昼食は食堂等で取る予定ですが、各自でご持参して食べることも可能です。
・前日には高橋さんの地形の講演会も行います。地形の話をじっくり聞きたい方はこちらもおすすめです。
地質学者まさき先生に聞く新説紹介!地形の謎解き講演会
・ご不明な点がありましたらお問い合わせください。
担当:田村 tam.tamlin@gmail.com
高橋雅紀(たかはし まさき)
元 産業技術総合研究所 地質情報研究部門 上級主任研究員。地質学者。
日本列島を形作ったプレートの動きを解き明かし、あとは地形学者に任せれば今の日本列島がどうできたかを完全に解き明かせると思いきや、現代の地形学で説明できないことの数々に気づいてしまい、新たな地形学の常識を打ち立てるべく奮闘中。
ブラタモリ、ジオ・ジャパンなどテレビ出演も多数。
近著に、「分水嶺の謎」「準平原の謎」「蛇行河川の謎」(いずれも技術評論社刊)
北アルプスを歩きまくって山々の成り立ちを解き明かしてきた信州大学名誉教授の原山智氏の研究を大学在学時に知り、地質学に目覚める。最近では、講師の高橋雅紀氏の地形を見る目を手に入れつつあり、新たな気づきに興奮が止まらない。
地質や地形の面白さを多くの方に知ってもらいたいと思い、日本で数少ない「ジオ登山ガイド」として活動中。「ジオ・ジャパン 槍穂高連峰」にも出演。