槍穂高連峰だけじゃない。北アルプスの天空に聳えるカルデラ火山の痕跡を探索します。
爺ヶ岳はカルデラ火山だった!?
北アルプス入門にもよく登られ、3つのピークが特徴的な爺ヶ岳。
実はこの爺ヶ岳、実は元々カルデラ火山でした。洞爺湖や十和田湖、阿蘇山など、現在も原型が残るカルデラとは似ても似つかない形ですが、浸食によってカルデラの中身が見えているのです。
カルデラの中身がどのように見えているかというと。。。
しかも、カルデラの中に堆積した地層を調べてみると、カルデラはなんと90度回転して横倒しになっていることがわかりました。カルデラの残骸が標高2700mの稜線にあり、横倒しになっていることの意味とは。。。大地の力を大いに感じてみましょう。
周りの景色にも見どころがいっぱい。
爺ヶ岳の西側には剱立山連峰の山々があり、三ノ窓や小窓、内蔵助、御前沢などの氷河、そして、かつては氷河があったことを示すカールやモレーンなどの氷河地形が良く見えます。また、爺ヶ岳が浸食されていく中でできた線状凹地という地形もよくわかります。
爺ヶ岳山頂に見られる直立した地層。
元々は水平だった地層が直立している意味とは?
登山口にはかの有名な、不思議なパンダ石。
地下で起きた事件を物語ります。
剱岳の氷河や立山の氷河地形も間近に見えます。
種池山荘付近の稜線には直線的な溝があります。何でしょうか。
9月22日(休)~9月23日(祝) 山小屋泊 1泊2日
※山小屋の予約が確定していないため、日程は暫定的なものです。5月末に確定します。
9:40 柏原新道登山口
※扇沢や柏原新道登山口の駐車場は満車になる可能性があります。ご注意ください。路線バスやタクシーが無難です。
14:10 柏原新道登山口
【1日目】
柏原新道登山口―種池山荘
※到着後、種池山荘周辺を散策・観察、爺ヶ岳周辺の地質解説
【2日目】
種池山荘―爺ヶ岳―種池山荘―柏原新道登山口
※行程は標準コースタイムよりも余裕を持たせてありますが、歩くペースがゆっくりなのではなく、地質や地形の観察のため時間を取っているためです。
※解散時刻はなるべく予定通りになるように努めますが、やむを得ない理由で過ぎる場合があります。ご承知おきください。
24,000円(税込)
※参加費はガイド料のみとなります。モンベル会員は500円割引いたします。
※ガイド経費(現地までの交通費、宿泊費・駐車場代等)はお客様で按分してお支払いいただきます。おひとりあたりの分担額はお客様の人数によって変動しますが、5000円から7000円程度を目安にお考えください。最終案内時に確定額をご案内いたします。
※山岳保険に加入ご希望のお客様は、別途保険料をガイドにお支払いください。
※お客様の交通費、飲食費、宿泊費等は別途必要となります。
3名様より催行、定員6名様 ※定員になりしだい締切
※お申し込みはページ下方からリンクしている申込みフォームからお願いします。↓
・1日に標高差1000mの行程をおおむね標準コースタイムで歩ける方
・ただ登りたいだけでなく、山の地質や地形に興味のある方
登山靴・ 靴下、雨具、防寒具、帽子、行動食、非常食、飲物、ヘッドランプ(電池も)、着替え、ヘルメット、洗面用具、ザック 等
※ヘルメットのレンタルをご希望の方は槍ヶ岳山荘で借りることができます(有料)。
※ご不明な点がありましたら、お気軽にご相談ください。
スケジュール、コースは天候などにより変更・中止になることがあります。
解散は遅れることがあります。お帰りの予定は余裕を持って計画を立ててください。
当日体調が悪い方はご参加いただけません。
ご不明な点がありましたらお問い合わせ下さい。
田村 tam.tamlin@gmail.com
田村茂樹
北アルプスを歩きまくって山々の成り立ちを解き明かしてきた信州大学名誉教授の原山智氏の研究を大学在学時に知り、地質学に目覚める。研究者への道は断念したが、ガイドになってからは地質や地形の面白さを多くの方に知ってもらうべく奮闘中。山伏、猟師など様々な角度から山に関わり、街道歩きからバリエーションルートや雪山登山にバックカントリースキーまで、幅広くガイド活動を行っている。