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2023年度 vol.1 (7月5日発行)
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▶︎PTA活動に関するご質問・ご提案、PTAだよりのご感想などは j.zushi.pta@gmail.com まで♪
● 目次 ●
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■会長あいさつ
日頃よりPTAの活動にご理解、ご協力いただきありがとうございます。
5月25日に2023年度初総会が開かれ、今年度の活動計画案、予算案が承認されました。ありがとうございました。PTAへの任意加入を明確にした昨年度に続き、今年度も入会のご意思の確認をする形をとり、昨年度同様、約95パーセントのご家庭が加入してくださいました。PTAが任意団体であること、けして強制的に加入しなければならないものではないこと、この確認をきちんとするという流れは、今後さらに加速するものと思われます。今までより一層、存在意義のある活動、そして押し付けや強制のない活動にしていくことが必要になるでしょう。
以前、PTAの委員の選出は、入学式の後に体育館に保護者が集められ、その場で挙手制で決めるという方法をとっていました。「決まるまで帰れない」という雰囲気の中で、最後には重苦しい沈黙に耐えられなくなって手を挙げるという経験をされた方もいらっしゃるかと思います。
昨年度から逗子中学校ではその方式をとっていません。各委員の仕事の内容の説明があるだけで、その場では決めません。どなたも手の挙がらなかった委員については休会となりますので「決まるまで帰れない」ということはないし、現委員さんは「とにかくこの中から手を挙げてもらって決めなければ」というプレッシャーから解放されました。仕方なく嫌々ひきうける、ということがなくなり、とても風通しがよくなったのを感じます。「できることを、できるときに」というのは昨今のPTA活動の中でよく言われることですが、「やりたい人が、やりたいことを」という自由意志の部分も活動の指針に加えたいです。
PTAの大きな役割のひとつに、保護者どうしがつながる場を作る、というものがあります。我が子が中学生になると、心身ともに大きな変化のある年齢にさしかかり、新たな悩みや不安も生まれます。そんなとき、PTA活動を通じて仲間を作っておくと、ちょっとしたことでも誰かに相談できる相手が増えます。学校のこともよく見えて、先生がたとのやりとりがしやすくなるということもあります。「ひとりで悩まなくていい」という安心感は、この時期の子育てをする上で大きな支えになると、私自身感じています。
「委員は引き受けられないけどときどきお手伝いしたい」、「得意なことを活かしてみたい」など、アイディアやご希望があれば、ちょっとしたことでも、PTA本部やお知り合いの委員さんにお声がけいただけたら嬉しいです。
1年間どうぞよろしくお願いします。
会長:鎌田 菜文
【2023年度逗子中学校PTA本部メンバー】
会長:鎌田 菜文(3-D)
副会長:島 真由(3-A)
大本 一枝(卒業生)※逗子市PTA連絡協議会事務局担当
書記:坂本 亜紀子(2-B)
藤井 美菜(2-B)
会計:出口 仁美(2-B)
松澤 利恵(2-B)
■ 2023年度初総会報告
2023年度初総会を5月25日(木)開催しました。
PTA会員数 330名(保護者世帯数:302世帯、教職員数:28名)のうち、出席者28名、事前のweb回答による議決権行使者190名・出席役員への委任12名で合計230名となり、総会は成立し、議案は承認多数で議決されましたことをご報告いたします。
*ご承認いただいた2023年度活動計画、予算案が載っている▶︎総会資料はこちら
■第1回、第2回運営委員会・委員会活動報告
第1回運営委員会(4/22)、第2回運営委員会(6/15)を開催しました。
【第一回運営委員会】
役員、委員の自己紹介、校長先生や役員の先生方から学校の様子の紹介、今年度の活動について話し合いました。
自己紹介では「前年度やってみたらとても楽しかったので、今年度もやってみたいと思いました」という保護者の方もいらっしゃいました。
外から見ても、楽しそうと思ってもらえる活動が続けられたらいいなと思います。
どの委員会もお仕事されている委員さんがほとんどのため、運営委員会に出席される方を調整分担したり、活動方法を工夫してくださっています。年度途中でも、参加することができますので、ご興味のあるかたは、ぜひお気軽にご連絡ください!
【第2回運営委員会】
新旧合同委員会の報告などを行いました。また、体育祭についての振り返りも行い、校長先生・教頭先生含め運営委員会のなかで、体育祭をよりよいものにするために、気づいたことなどを出し合いました。運営委員会が報告の場だけでなく、一緒に学校を作り上げていく時間になったのは、よかったのではないかと感じました。
●学年委員より●
5月20日に開催された体育祭では、学年委員より各学年にジュースの差し入れをしました。
生徒たちから「命の水」と呼ばれるほど、喜んでもらえたそうです!
当日、早退・欠席された生徒には、後日先生の方から配布していただきました。
仕入れや、配布の仕方など、来年度に向けて続けていけるような形が作れたらいいなと思っています。
●広報委員より●
生徒・先生・部活の撮影を行っています。こもれび 177 号は夏休み前に配布予定なので、お楽しみに!
■ 7/7(金)中学生保護者 ”進路おしゃべりFIKA(フィーカ)” 開催します
7月6日(木)〆切
もうすぐ夏休み。進学に向けて3年生も保護者の方もさまざま情報収集されていることと思います。逗P連主催・久木中学校と合同で進路をテーマにしたざっくばらんなおしゃべり会を開催します。
上のお子さんが、公立・私立・通信制・地域未来留学・海外留学など様々な進路を経験した先輩保護者複数とおしゃべりしませんか? 進学に向けての準備、スケジュール、思春期のお子さんとの関わり方など、ちょっと聞いてみたいこと、モヤモヤしていること、情報交換してスッキリ!先輩保護者の経験が参考になれば嬉しいです。
途中参加・途中退出OKです!
飲み物片手に気軽にご参加ください。
お子さんがそばにいて話しにくい場合は、名前だけおっしゃっていただいた後、耳だけ参加もOKです。
1、2年生の保護者もご参加OKです。
* FIKA(フィーカ)とは
お茶やお菓子をいただきながら、リラックスした自由に話せる雰囲気の中で情報交換をしたり、アイデアを生み出しだりするスウェーデンの習慣です。
■日時:7月7日(金)21:00〜23:00
■参加方法: zoomオンライン
オンラインはネット環境がある場所でスマホ・タブレット・PCをお持ちであれば、お送りしたURLをクリックするだけで参加できます。
申込された方にメールで詳しい参加方法をお送りします。(スマホ、タブレットの方はあらかじめzoomアプリのインストールが必要です)
zoom接続が不安な方は、ご希望があれば事前に接続練習しますので申し込み時にお申し出ください。
7月6日(木)〆切
申し込み入力ボタンをクリックすると申込フォームが開きますので、入力をお願いします。
*うまく入力できない場合は、「お子さんの学校・学年」「お名前」を記入の上、逗子市PTA連絡協議会メールアドレス zushipta0@gmail.com までメールをお送りください。質問もどうぞ♪
■指名委員さん、図書室ボランティアを大・大・大募集中!
▶︎ご興味のある方は、「お名前」「お子さんのクラス」を明記の上、 📧 j.zushi.pta@gmail.com までご連絡ください。お問い合わせもお気軽に♪
●各学年1名以上、指名委員を募集中です!
指名委員を1〜2名募集中です!次年度のPTA役員(会長、副会長、書記、会計)選出のお手伝いになります。主な活動内容は以下の通りです。
委員長・副委員長は現役員がつとめます。
活動は9月以降。
立候補者や被推薦者への連絡の準備を手伝っていただく形です。(2022年度はオンラインで一度打ち合わせを行い、その後はLINEで相談などやりとりをしました)
立候補者や被推薦者への連絡、意向確認はメールを使って行いますので電話かけなどはありません。
委員は来年度役員には立候補できません。
●図書室ボランティアを募集します!
学校図書室指導員の先生不在の火曜日・木曜日の図書室開架日の昼休み(13:00〜13:35)に、図書室の鍵開けと生徒の見守り、鍵閉めをするボランティアです。
現在、地域の方5名と在校生保護者9名で行っています。
前月の中頃に翌月のボランティア日程が出ますので、メンバーさんで入れる日を調整してシフトを組みます。入れる日がない場合はその月はボランティアはありません。
また体調不良でお休みされる場合は、学校に連絡の上、先生が鍵あけをしてくださいます。
月1回程度で回していますが、お仕事をされている方がほとんどのため、入れない月がある方も多く、日数が多い月は2回入る必要が出てくるため、もう少し人数を増やして楽にシフトを組めればと思っています。
鍵開け、鍵閉めが主な仕事で、時間の間は生徒の様子を見守りつつ、書架の本を読んだりします。気になったことがあったら、図書の先生宛のノートに申し送りを記入します。
おまけで、昼の放送が聞けるという楽しみもあります(^^)
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■ 5/25(木)ミニ講座・詳細レポート
「中学生の親として気をつけたいこと、困った時の相談先について」
「中学生の親として気をつけたいこと、困った時の相談先について」
5月25日に、石澤スクールカウンセラーによるミニ講座を開催いたしました。
当日は、教員・保護者合わせて、40名以上の参加がありました。
お忙しい中ご参加いただき、ありがとうございました。
今回のテーマは『子どもの“困った”を相談するときに』として、どういった場合、学校や関連機関に相談したら良いか、その目安についてお話をしていただきました。
まず中学時代に【目指したい姿】として
・自分でいいと思える、自分の存在を信頼できる。
・自分を制御できる、また認められる。
・社会貢献できる。
などが、あげられました。
実際の【思春期の特徴】として
・自分にとってメリットがないことは動かない。
・自分にとって60秒以内にメリットが感じられることは響く。
・自己否定になりやすい。
ということが、あげられました。
その中で、大人を揺さぶるような、こちらが言い返したくなることを言ってくるなど、大人のことを試す【お試し行動】というものが見られる場合があります。
『なんだか、最近こっちがイライラすることをしてくる』や『ネチネチいったり、言い訳してきたり、いいから早くやりなさいよ!』と言いたくなるような場面が、お子さんとの関わりの中であるかと思います。
そう言った場合、どのように対応するのがいいかアドバイスをいただきました。
◉大人側の対応の失敗例
・威圧的な行動、八つ当たり。
・なんでもスルーする。ヒートアップはしないが、お試し行動は解決しない。
・子どもの発言により、顔色・声色が変わる。
・ハートフルな対応をする。わがままが許される成功体験をしたことで、どんどんヒートアップする。
◉大人側の対応として求められること
・何を言われても堂々とする。
・穏やかに、諦めずに付き合っていく。
・決めつけた声掛けをしない。
・大人も責任ある行動をする。言葉使い・物や時間の管理
そういったことから、いつでもコミュニケーションのとりやすい関係を作り、子どもが『困っている』や『助けてほしい』ことを、声に出しやすい環境づくりができていくそうです。
また『何に困っているかがわからない』場合があるので、大人が『それは困っちゃうね。』や『それは辛かったね。』と、自覚できるような声掛けをしていくのも一つだそうです。
その中で、子どもから出てきた『ヘルプサイン』をいかに受け取れるか、アンテナを張る必要があります。
ヘルプサインとしては
・学校に行くのが不安、考えると泣きたくなるなどの発言。
・いつもイライラしている、焦っている。
・好きだったものに興味がなくなる。
・自傷が出る。
・起きられない、眠れない、睡眠の質が悪い。
・食欲の減少、増加。
・人と話すことをめんどくさがる。
そのような場面が見られた場合、相談の目安として、学校や関連機関に連絡をしたほうがいいとのことでした。
保護者の方から質問があり
【Q1】
子どもが学校で悩んでいるそうだと他の保護者から言われたので、本人に確認し学校に伝えようかと思ったが、本人には『それはしないで』と言われてしまった。
本人の同意をとることの必要性や見極め方は?
【A】
命の危険性など、状況によっては、緊急的に動かなければならないこともある。
その場合以外だと、本人が相談することで、いい経験をしたことがない場合があるので本人の気持ちが動きにくい。
なので、他人や保護者が相談して成功した体験を伝えてあげると気持ちがほぐれやすくなります。
伝えた後は本人の様子を少し見てから、後日もう一度聞いてみたらいいかもしれない。
【Q2】
お試し行動の時はハートフルな対応はよくないが普段はハートフルでもいいのか?
お試し行動の時に、普段と違う態度だと子どもは驚くのでは?
【A】
メリハリがないと、伝えたい時に伝わらないので普段ハートフルでいても、何かを伝えたい時は落ち着いて声掛けをする。
ポジティブな声掛けを普段していると信頼関係が築けるが、普段から小言が多いと、いざという時に何も届かないので、ハートフルな対応の時と、さらっとした対応の時を使い分けたほうがいいかもしれない。
では実際、相談する時期はいつがいいのか。
おや?と思った瞬間なのか
しばらく様子を見るのか
子どもから言ってきた時なのか…
迷うのではないかと思います。
GW明け・夏休み明け・冬休み明けでは、その時点で気持ちが赤信号になっているお子さんが多いそうで、黄色信号の『かもしれない』の時点で、相談してほしいと、石澤先生はおっしゃってました。
また、『学校に相談しても1人の先生でうまくいく時もあれば、いかない時もあります。そういった時は、うまくいかなくても他の先生に相談すること。担任・顧問・学年主任・コーディネーター・スクールカウンセラーが学校にはいます。誰に相談してもいいです。さらにその先には、教育研究相談センターがあり、要予約ですが、プレイセラピーなど面談を行なっているので、ぜひご利用ください。』と、どこを窓口にしても助けになってくれる場所があることを教えていただきました。
普段『どこの子にもあることだから』や『ただめんどくさいだけなんじゃないか』と思うことがあるかと思いますが、本人にとっては一番苦しくて、一番辛い可能性もあるので『子ども自身にとって、いまどんな状態なのか』を見極め、寄り添っていくことが大切なんだと感じました。
また、自分がいまどんな状況でどんなことを思っているかなど、普段から口に出して会話をしていくことで、お互いが過ごしやすく、想い合える関係が作れるのではないかと思いました。
そういったことから、小さなモヤモヤも見逃さないで守れたり、一緒に考えられるようになっていけたらと思います。
石澤スクールカウンセラー、具体的な子どもとの接し方や、関連機関の利用方法など、貴重なお話をありがとうございました。
PTA書記:藤井美菜
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