逗子中学校PTA

*PC・タブレットの場合は右上の「PTAだより最新版」、スマホの場合は左上の「≡」をクリックすると、他のメニュー(規約や報告などのPTA関連資料、PTAだよりのバックナンバー)が見れます。PTAホームーページは学校ホームページのトップページのリンクからもみれます。

vol.4 2021年9月10日発行
(9/17 追記あり)

*トップページに戻りたい時は画面上の逗子中の校章をクリックしてください。

目次

(目次をクリックすると該当の記事に飛びます)

7、8月 活動報告(9/17 追記)

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
7、8月の活動より〜四役コラム♪
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

夏休みがあけ、子供たちもようやく学校生活に慣れてきた頃でしょうか?

昨年に引き続き、今年の夏休みも自粛自粛でなかなか思うように動けなかったり、ストレス発散の機会も少なかったと思います。そんな中、夏休みに入ってすぐに行われた石田先生の子育て講演会にはたくさんの方々にご参加いただきありがとうございました。私自身迷いが多い子育ての中、たくさんのヒントをいただき、とても気持ちが楽になりました。同じようにパッと道が拓けたような感覚を得られた方もいらっしゃったのではないでしょうか。親も時代に合わせてアップデートが必要ですね!

そして夏休み中に標準服リサイクルの打ち合わせと整理を行いました。四役の中には整理整頓や片付けが得意な人はおらず・・・。整理収納アドバイザーの資格を持っていらっしゃる保護者の方がボランティアメンバーに加わってくださり、今ある制服や体操服の整理を行いました。かなりスッキリし、見た目にも美しく、また探しやすくなったと思います(^^♪ 保護者の方の力は大きいです!!

また、PTA会費より、ビデオカメラのセットを購入しました。学校行事の記録はもちろん、講演会などの録画配信の際に役立ってくれると思います。学校と共用して、これから様々な場面で活用していきたいと思います。

今回のPTAだよりに掲載しましたが、逗子中のスクールカウンセラー佐々木先生へのインタビューを行いました。中学生は心身ともに不安定な時期。さらにコロナ禍でストレスが増えている今、親がどのようにサポートしていったらいいかお話を伺いました。ぜひお読みください。佐々木先生をゲストにお迎えしたおしゃべり会も10月に開催します!それから講演会第2段として、お子さんも一緒に参加できる、ヨガ・呼吸法のワークショップを開催しますので、詳細、ぜひご覧ください。

 この先もまだ感染状況がどうなるのか不透明ではありますが、PTAとしても役に立つ、楽しんで参加できる企画を考えたいと思います。少しでもお子さんと一緒に学校生活を楽しみ、子どもたちの中学校生活をサポートしていだけたら嬉しいです♪

● 【広報委員会】”こもれび172号” 発行しました!

今年も学校へ行かれない保護者のみなさまへ、なるべく沢山の写真をお届けする為、ページ数を増量して作成しました!
マスク生活でなかなか見られない先生や生徒の眩しい笑顔や、ユニフォーム姿などの部活写真、外からは見えないプールの写真などなど。
親近感の湧く恒例の先生インタビューもお見逃しなく!

パソコン編集のできる方が少なく、チームで学び合いながら頑張りましたのでぜひご覧ください。
撮影隊が頑張った体育祭の写真は、夏休み明けの秋の行事と同時掲載となりますので楽しみにお待ちください。

● 令和3年度 逗子市PTA連絡協議会 2役員会に参加しました(追記)

9月8日(水)リモートで、逗子市PTA連絡協議会 第2回役員会に参加しました。
四街道市の通学路での交通死亡事故を受けて、逗子市へ「市内通学路の交通安全に関する質問・要望書」を提出することになり、その内容を検討しました。
その他、今年度の逗P連主催の会員向け講演会について、各校のPTA活動やコロナ禍のオンライン授業や行事の中止・延期などについての情報交換を行いました。

● 第3運営委員会を行いました(追記)

9月15日(水)リモートと対面のハイブリッドで第3回の運営委員会を行いました。先生方と最近の学校の様子について情報交換、各委員会からの報告、標準服リサイクルの運用方法について話し合いました。

標準服リサイクルについて (9/17 追記)

寄付していただいた標準服の保管や活用方法について、保護者の経済的負担軽減、資源の活用の観点から、学校と相談の上、別紙の通り運用方法を決定しましたのでご確認ください。
5名のボランティアの方がご参加くださり、新しい運用方法にのっとって、在庫の整理、タグ付け、台帳作りを、おしゃべりしながら楽しく行いました。

標準服リサイクル品の回収について

標準服上下、ボタン、ネクタイ、体操服、体育館シューズで寄付できるものをお持ちの方は、洗濯の上、随時お子さんに持たせていただくか、職員室までお持ちいただき、先生にお渡しください。(標準服は自宅で洗濯できます)
また、ご近所に卒業生のお知り合いなどいらっしゃいましたら、機会があれば回収についてお声掛けいただけると嬉しいです。

9/25 マインドフルネスでストレス解消・集中力・免疫力アップ ”ヨガ・呼吸法” ワークショップ

■日時:9月25日(土)14:00〜15:30

■参加方法: zoomオンライン&録画受講(約1ケ月)

*一緒に取り組む方が集中して学べ、やる気にもつながるので、ぜひオンラインでご参加ください♪

録画受講申し込み:10月5日(火)〆切

申し込みボタンをクリックすると申込フォームが開きますので、入力をお願いします。

*うまく入力できない場合は、「お子さんのクラス」「お名前」「オンライン・録画いずれを希望か」を記入の上、j.zushi.pta@gmail.com までメールをお送りください。

マインドフルネスとは「今、この瞬間に意識を向け、判断や解釈を入れずに気づいている心の状態」で、雑念や無駄な思考を取り払い、今の目の前のことに向き合っている状態を指します。

Googleなどのアメリカの大企業、トヨタやyahooなどの日本の企業も導入しています。

マインドフルな状態を作ることができると、自分の心の状態を俯瞰してみれるようになり、気づきをえて、自分の心をコントロールすることができるようになります。例えば、


・試合前、試験前、発表前などに緊張しない

・感情的にならない

・短時間に集中状態に入れる

・心が安定するので良い人間関係が作れる


マインドフルの状態を作ることができる方法として取り組みやすいもの、ヨガと呼吸法です。


逗子市で14年間ヨガ教室を主催、延べ1万人以上の方へ指導され、二人の男子のお母さんでもあるロータスヨガルーム主宰の川勝俊子さんを講師にお迎えして、ワークショプを行います。


★保護者だけでも、お子さんも一緒に、ご家族一緒もご参加OKです。


コロナ禍のストレスを解消免疫力もアップして、学校生活や家庭生活を落ち着いて送り、部活やテスト、受験で力を発揮できるようになるための一つの方法としてご活用ください♪

  • オンラインはネット環境がある場所でスマホ・タブレット・PCをお持ちであれば、お送りしたURLをクリックするだけで参加できます。

  • 申込された方に、メールで詳しい参加方法をお送りしますので、j.zushi.pta@gmail.comからのメールが受け取れるように設定をお願いします。

  • スマホ、タブレットのかたはあらかじめzoomアプリのインストールが必要です。

  • zoom接続が不安な方は、ご希望があれば事前に接続練習しますので申し込み時にお申し出ください。

  • 録画に参加者の顔は入りません。資料と講師の顔のみになります。

  • オンライン参加の方はワークショップ終了後、川勝先生に直接質問できます。直接口頭で質問しづらい方はチャットに書いていただいて、司会で読み上げて質問する形もできますので、ぜひオンラインでご参加ください。

■10/7 オンライン保護者おしゃべり会「逗子中FIKA」with スクールカウンセラー佐々木先生

■日時:10月7日(15:00〜16:30

■参加方法: zoomオンライン

10月5日(火)〆切

FIKA(フィーカ)とは
「お茶しよう!」という意味で、お茶やお菓子をいただきながら、リラックスした自由に話せる雰囲気の中で情報交換をしたり、アイデアを生み出しだりするスウェーデンの習慣です。

スクールカウンセラー・佐々木奈緒先生も参加してくださる、保護者のおしゃべり会「逗子中FIKA」を開催します。
中学校生活のこと、部活のこと、受験のこと、スマホやゲームのこと、コロナ禍の過ごし方、などなど。ちょっと聞いてみたいこと、モヤモヤしていること、情報交換してスッキリしませんか?
佐々木先生の専門家の視点からのアドバイスもいただけます!特に悩みがなくても、先生に会ってお話ししてみたいという方も大歓迎です♪

*途中参加・途中退出OKです!


▼最後の佐々木先生へのインタビューもぜひお読みください♪

■スクールカウンセラー佐々木先生に聞く コロナ禍の中学生の心のケア

逗子中学校のスクールカウンセラー・佐々木奈緒先生に、コロナ禍の子どもたちの心の状態、中学生の心のケア、相談業務について伺いました。

⚫️夏休み中に”カウンセラーだより”で、「カウンセラーおすすめ☆セルフケア50」や相談機関などを紹介してくださいました。夏休み明けは子どもの自死が増えたり、冬休みまでの間は、体調や心の調子を崩したり、クラスが落ち着かなくなったりすることが多い時期だと感じているのですが、先生からみてどうでしょうか?

そうですね、年度始めの、友だちづくりも手探りな状態から、グループが固定してきて、具体的な友だち関係の悩みが出てきます。相談数もぐっと増えてきます。より心のケアが必要になってくる時期ということもあり、カウンセラーだよりを発行させていただきました。セルフケア50として、おうち生活を充実させるヒントを紹介させていただきました。


▶︎逗子中カウンセラーだより8月号

⚫️中学生という時期には、親として子どもをどう理解して関わっていけばいいでしょうか?

小学生の頃は、親が子どもを守ってあげて、お世話をしてあげるという感じで、上下関係がある状態だったと思います。

中学生では、それまでの上下関係から行きつ戻りつしながら、だんだんと対等な並列の関係になっていく時期になります。

「子どもなんだから親のいうことを聞きなさい」「親は子どものことを全部わかっている」という考え方ではなくて、「子どもだけど別のひとりの人間なんだ」「子どもから親が教わることもある」というスタンスで関わっていただくといいと思います。

また、中学生はコンプレックスや不安を感じやすい時期です。自己肯定感をもてるように、たくさん褒めて自信をもたせてあげてください。


ご紹介いただいた、石川県教育委員会の「思春期の理解と関わり方」はとてもわかりやすいと思うので、参考にしていただければと思います。


▶︎(参照)石川県教育委員会「思春期の理解と関わり方」

⚫️コロナ禍で子どもたちの心の負担は大きくなっているのでしょうか?

友だちと会えない、外出できない、ストレス発散できる場が少ない、行事や部活が中止になる、給食の黙食、生活リズムが変化する、大人のストレスの影響、コロナそのものへの不安、先が見えない不安……大変な状況が一年半以上も続いています。

コロナのことを考えるとイヤな気持になる、最近集中できない、最近イライラする……7割以上の子どもたちにストレス反応が見られるという調査結果もあります。


今回のインタビューでいちばんお伝えしたかったことですが、子どもたちにとって、コロナ禍では人との距離感が非常に遠く感じられ、「言いたいことが言えて、相手にしっかりと伝わってわかってもらえた」「お互いに気持ちが通じ合えた」という実感を非常に持ちづらくなっています。言い換えれば「相手に話かけづらく思っていることが言えない」「どう思われるか怖い」「相手の気持ちがわかりづらい」と孤立感を強く感じているということです。

マスク着用でソーシャルディスタンスをとることにより、1年生2年生にとっては初対面からの関係を深めにくく、学校に馴染みにくい、友だちが作りにくい状況があります。

また、3年生にとっても今まで仲が良かった友だちとの関係性に自信を持ちづらくなっています。

人は孤立すると、不安や不満が大きくなります。心のエネルギーが枯渇してしまいます。


ぜひ、子どもたちの孤立感やさみしさを、家庭での会話やコミュニケーションでしっかりと解消しててあげてほしいと思います。

気もちを共有することは、安心と満足を得ることができ、とても大きなエネルギーになります。

⚫️コロナ禍でストレスを受けている子どもたちに対して、私たち大人はどのように関わると良いでしょうか?

コロナ禍が長引き、子どもたちは心身に大きな影響を受けています。心のエネルギーがダウンし、今まで当たりまえにできていたことができなくなっています。学校に行くだけで精一杯の子どももとても多いです。

今は、子どもの成長を期待するよりも、心身が健康で心が穏やかでいられているか、家庭で笑顔がみられているか、SOSサインを見逃していないか、というところをメインに考えてほしいと思います。

生活がだらしなくなったり勉強に集中できなくなっていても、いきなり責めるのではなくて「どうしたの?」「手伝おうか?」と声をかけ、子どもの話をよくきいてあげてください。

「疲れちゃうよね」「大丈夫だよ」と子どもの気持ちにより添って関わっていただくといいと思います。

今は、子どもへの要求水準を一時的に下げて、大目に見ていただくことが必要です。塾や習い事のペースも無理がないか、いま一度チェックしてみてほしいです。


また大人ももちろん、コロナ禍の影響を受けています。仕事のスタイルの変化、ワクチン予約や接種、家事の負担増加など大人だって大変ですよね。まずは大人の方が自分に優しく、自分を労ってあげてください。

そして、子どものできているところに目を向けて、プラスの言葉かけをして、子どもの心にパワーを与えていただければと思います。


PTAの子育て講演会を私も視聴させていただきましたが、講師の石田先生がおっしゃっていた「10の魔法のことば」は簡単で使いやすくていいと思います。

*10の魔法の言葉:

「すごいね」「さすがだね」「いいね」「ありがとう」「うれしい」「助かった」「なるほど」「知らなかった」「大丈夫」「らしくないね」


▶︎(参照)石田勝紀先生の「子どもの自己肯定感を高める10の魔法のことば」



8月のカウンセラーだよりで紹介しましたが、国立成育医療センターのアンケートから作成された「子ども自身が考える、気持ちを楽にする23のくふう」 は、ストレスを感じた時にどんなことをして気持ちを楽にするかのヒントがたくさん載っていますので、ぜひ親子で楽しく取り組んでみてください。


▶︎(参照)国立成育医療研究センター 「コロナ禍におけるこどもたちの心とからだ」

⚫️ 最後に逗子中学校保護者の方にメッセージをお願いします。

せっかく学校内にカウンセラーがいますので、気軽に利用していただければと思います。

うまく話せなくても、話したいことがまとまっていなくても大丈夫です。言いたくないことは言わなくても大丈夫です。

守秘義務は必ず守りますので、安心してお話ししにきてください。

佐々木先生は、毎週木曜日に逗子中学校にいらっしゃっています。(月間予定表のSCの欄に○ががついている日がいらっしゃる予定です)

親だけ、生徒だけ、親子で、どのような形でもお話することができます。


予約は、担任の先生や教育相談コーディネーターの田中先生・野田先生、保健室の鈴木先生を通じて、または学校に電話をして電話口に出られた先生にお願いしてもいいそうです。

担任の先生に相談したことを知られたくないな・・・という場合は、担任の先生を通さないでも大丈夫だそうです。


カウンセラーに相談したことは、守秘義務があり、相談者の了解が得られない限りは、口外されることは絶対にありません(ただし命に関わる場合は関係機関と連携することもあります)。


お子さんのことで悩むことがあったら、一人で悩まず、ぜひ相談してみてください。

お願い


相談室で活用できる”癒しグッズ”や”気分転換に遊べるもの”などの寄付を募ります。

ご自宅に状態の良い、不要のぬいぐるみや癒しグッズ、クッション、ボードゲーム、アナログゲーム、絵本、季節感のある小物、クロスワードパズル、ナンプレなどありましたらご寄付をお願いします。

ご寄付いただける場合は10月末までにお子さんに持たせていただくか、職員室までお持ちください。もし提供していいか悩まれた場合は、逗子中PTAのメールアドレス j.zushi.pta@gmail.com までご相談ください。