スラックライン(英: slacklining)とは、
2点の間に張り渡した幅5cmほどのライン(ベルト)の上を、
歩いたり、跳ねたり、技をしたりしながらバランスをとるスポーツです。
まるで綱渡りのようですが、
もっと遊び心があって、自由で、集中力が試されるのが特徴。
子どもから大人まで、どんな人でも挑戦できるのが魅力です。
スラックラインは2007年ごろ、ドイツで発祥しました。
クライミングの選手たちがトレーニングの合間にラインで遊び始めたことがきっかけです。
日本には2009年ごろから専用のラインが輸入され、
アウトドア雑誌やSNSをきっかけに徐々に人気が広まりました。
スラックラインは、体幹・集中力・バランス感覚を同時に鍛えられるため、
スポーツ選手のトレーニングにも取り入れられています。
実際に、ソチ五輪銀メダリストの葛西紀明選手や、
北京五輪金メダリストの小林陵侑選手も練習に活用していることで知られています。
2010年からは世界各地で技を競う大会が開催され、
ジャンプ技、回転技、アートのような構成までさまざまなスタイルが生まれました。
あのマドンナも、スーパーボウルのパフォーマンスでスラックラインを取り入れたことがあるほど、
「見せるスポーツ」「魅せるスポーツ」としても注目されています。
世界での愛好者は約300万人、日本でもおよそ6万人が楽しんでいると言われています。
でも、まだまだ「大会」や「挑戦の場」に踏み出す人は少ないのが現状です。
だからこそ、誰もが一歩踏み出せる舞台「YUKIMI CUP」が生まれました。
最初は「こんなの無理かも…」と思っても、
数分後には笑顔になって、また乗りたくなる。
スラックラインは、自分との対話と、小さな成功体験の連続です。
きっとあなたにも、“人生初の一歩”が待っています。