(「雪谷」の地名と由来)
江戸時代、川魚の「若あゆ、落ちあゆ」は多摩川の代表魚として、江戸城にも献上されていました。アユを雪でまぶし、姿と鮮度を保つため初夏に使う雪を谷あいのムロの中に大量に入れて保存する技法、技術があり、その名が雪谷の地名になったといわれています。
(地区の特徴)
雪谷地区は、調布6地区の中では面積・人口とも最大の地区です。(令和6年11月現在)。
桜山を擁する洗足池公園、洗足流れや小池公園など23区内では珍しく比較的大きな緑と水に恵まれているまちです。
起伏に富み、閑静な住宅街が広がるまち並みもまた大きな特徴です。高台から都心の高層ビル群や富士山も見渡せます。その景観の良さから昭和時代から様々なドラマや映画のロケ地に選ばれています。
また勝海舟記念館などの偉人にも所以があるほか、昔ながらの商店街やお店も多く、歴史ロマンや古き良き時代の風情も感じられます。