2025年10月29日付(実際の送付は30日)で、山口大学学長谷澤幸生氏からの「再度の声明への回答」が、経営企画室の小笠原義人氏を介して届きました。以下に「再度の声明の回答」を公開いたします。なお、以下「再度の声明の回答」は、回答の文書を転載したものです。原本をPDF化したものはこちらからご覧ください。
令和7年10月29日
山口大学教職員有志 各位
. 国立大学法人山口大学
学長 谷澤 幸生
山口大学の授業料改定手続きに対する山口大学教職員有志の再度の声明への回答
令和7年10月23日付の「山口大学の授業料改定手続きに対する山口大学教職員有志の声明への回答 」(以下「前回答」という)に対する、令和7年10月27日付の「山口大学の授業料改定手続きに対する山口大学教職員有志の再度の声明」(以下、「再度声明」という)を受領いたしました。下記の通り回答させて頂きます。
記
1.「前回答」に対する受け止めについて
「再度声明」において「検討プロセスが、学内に対してすらあまりにも不透明」「拙速かつ粗雑な検討に基づく決定」とのご指摘につきましては 、「前回答」において「情報公開や対話の機会が十分でなかったこと、また、決定・公表までの展開が急であったというご指摘は真摯に受け止めているところであります」と記載したうえで、授業料改定の決断に至った背景と して「学生の教育環境の維持・向上に重大な支障を来しかねないという切迫した現状認識がありました」と述べております。未来の入学者に対する責務を果たすため、熟慮を重ねた上での決断であったことをご埋解ください。総合型選抜の受験生の皆様にとって、授業料改定準備の公表が合格発表前という大切な時期になったことを、心よりお詫び申し上げます。
「再度声明」では、授業料の値上げによる教育環境の維持・向上の達成の見通しについてのご懸念を示されております。これにつきましては、「前回答」において「授業料改定分で進める教育研究環境の整備については、整備内容とともに整備に要した金額等についても、適時適切に本学ホームページ等を通じて、学生を含む学内構成員、さらには社会に対して情報公開を進めてまいります」との考えを提示しております。
今後は、山口大学が公表する授業料の使途に関する情報をご確認頂き不足している点についての指摘や、教育環境の維持 ・向上のための提案など、前向きなご意見が頂けることを期待しております。もちろん、学生の声に耳を傾け、要望を尊重してまいります。
2 . 再度の要望について
これにつきましては、「前回答」でお示ししたものと変わりありませんが 、「ご意見受付フォーム」から頂いた教育研究環境の整備に関する要望については、内容を整理したうえで、実施について部局長会議等の全学会議で報告するとともに、ホームページ等で公表してまいります。
以上