本会のホームページを https://www.yelss.org/ に移設しました!2025年度以降のイベントはこちらへ。
研究者としての道を歩む若手研究者の皆さま,日々の業務の忙しさゆえ,同世代の研究者と関わり,議論する機会が少ないという方も多いのではないかと思います.教育システム若手の会は,この分野を共に盛り上げていく研究者間のネットワークを築き,互いの研究観に触れ,研究を深め合う最良の機会を提供します.
そして,各自の研究内容を一段俯瞰して捉え,教育システム研究に対する立場,学術的・社会的貢献を明確にし,自分たちが考えるべき問いを議論する場を提供します.いつの日か若手を超えて教育システム・学習支援システムに携わる一研究者として胸を張れるように,その時に一層活発な教育システム研究分野であるために,自分たち若手研究者が今できることを,若手研究者だけで真剣に議論・共有しませんか.
これまでの若手の会の参加・未参加を問わず,少しでもこの方向性に共感できるという若手研究者の方々からの参加を心からお待ちしております.
博士過程は思う存分研究に打ち込める最高の時間です.一方で,博士論文を目掛けて自身の研究内容を洗練させていくことに加えて,後輩の指導,そして進路について思い悩んでいる方も少なくないと思います.教育・学習支援システム若手の会は,このような悩みと戦った,あるいは戦っている同世代となる若手研究者と出会い,お互いが切磋琢磨していけるような場を提供します.
より具体的には,先輩若手研究者との交流を介して自身の研究内容を洗練することに加え,研究者の道を歩んでいく上で大切となる心構えを共有する絶好の機会となります.また,後輩研究者に対するメンタリング等の活動を通して教育システム研究を一歩俯瞰して捉えることにより,同分野に対する考え方の質を高め,将来的にこの分野で活躍するための基礎力を培う機会を設けます.
今後,この分野を盛り上げていきたいという意気込みを持つ博士学生の皆さま,是非とも参加をご検討下さい.
教育システム・学習支援システム研究を具体的に形にしていくプロセスを通して,研究って面白い!と実感している方も多いのではないでしょうか.教育システム若手の会は,そんな修士学生の皆さまを研究者の道へと促す補助輪としてのプログラムを立案しています.「教育システム研究」と一言に言っても,対象者(学生.教員,学校等)や,科目・スキルの違い,また,実際に教育・学習支援システムを構築する研究や,教育プログラムの体系化,現場における授業方略の立案・実践に取り組む研究など,この言葉が指す研究内容は多岐に渡ります.
このような様々な研究に取り組む若手研究者との交流を通じて,自身の研究領域とは異なる研究者との繋がりを学生時代に持てるだけでなく,普段の議論では得られないような多角的な視点や,研究を深掘るためのアドバイスを得る機会を設けます.研究者を目指している方はもちろん,研究者の道に進もうか迷っている修士学生の皆さんの中で,若手研究者との忌憚のない議論交流を通して進路を考えたいという方も大歓迎です.
教育・学習支援システム若手の会は,特定の学会・研究会に所属するものではありません.あくまで学会独立の立場を取りながらも,同分野を今後一層盛り上げていくための触媒として作用できる存在となることを基本的なスタンスとしています.
これを実現し,当分野の活性化に貢献していくためには,多種多様な教育システム研究に携わる若手研究者が集い,悩み,考え,その思いを共有し,学会・研究会の枠を超えた研究者同士の繋がりを拡大・強化していくことが必要不可欠だと考えます.
「教育システム」「学習支援システム」というキーワードに触れる,様々な関連学会からの皆さまからの参加をお待ちしています.