教育・学習支援システム若手の会 2022
若手奨励賞
本会では毎年学生の皆さんを対象として、最も活発に研究の議論をしていただいた学生を対象に、研究奨励賞を授与しております.
今年の各賞受賞者は以下の通りになります.
最優秀奨励賞: 杉田 一樹(北陸先端科学技術大学院大学)
優秀奨励賞:
相川 野々香(東京工芸大学)
大滝 文一(ヨーテボリ大学)
中村 航平(京都大学)
賞の正式な名称は「第33回教育・学習支援システム若手の会 〇〇賞」として,2022年10月22日付けで授与いたします.
受賞者の皆さま,おめでとうございます!
日程・開催場所
開催日(予定): 2022年10月22日(土)
開催場所:オンライン開催 (Gather.townを使用)
参加費:無料
参加申込み〆切:10月14日(金)23時59分幹事:岩井健吾(山陽女子短期大),古池謙人(東京工芸大),アイエドゥン エマヌエル(関西大),仲谷佳恵(東京女子大),山本頼弥(山陽小野田市立山口東京理科大)
協賛・後援学会(予定):日本教育工学会(JSET)・教育工学研究会(ET研)・先進的学習科学と工学研究会(ALST)・教育システム情報学会(JSiSE)
概要
今回の若手の会について
新型コロナウィルス感染症及びワクチン普及の状況を踏まえ,今年度も昨年度と同様にオンラインで開催します.
例年同様、若手研究者や社会人・学生らが集まり,議論をできる場としたいと考えています.
様々な学会・研究者との連携、学生の博士進学といったつながりを強化する活動を通じて、教育・学習支援システム分野の持続的な活性化を目指します.
参加をお考えの方へ
若手研究者、研究者志望の学生、研究者志望でなくとも真面目に議論に参加してみたい学生を歓迎します
学部生、修士学生も是非どうぞ!!!
詳しくは「参加をお考えの方へ」
今年度のテーマ
テーマ
「自分の研究で対象とするシステムの限界を知ろう」
概要
教育・学習支援システム分野において,研究の中心となるのはシステムです.そのため,我々の分野で研究の価値を説明するためには,研究で対象としているシステムの価値を説明することが非常に重要となります.そして,システムの価値を説明するためには,システムを十分に理解する必要があります.システムを理解する判定基準の一つにシステムの限界を知ることが挙げられます.システムの限界を知ることによって,システムの「できること」と「できないこと」が明確となります.しかしながら,一人だけで考えてシステムの限界を知ることは困難です.できる・できないの基準がどうしても自分の既存知識に依存してしまうため,ある程度バイアスがかかってしまう可能性が高いからです.
そこで,今年度の若手の会では,研究対象としているシステムの限界について議論する場を提供します.教育・学習支援システム若手の会では,人の学習を支援するという目的を共有しながらも,様々な専門領域を持った研究者や学生が集い,異なる理論・アプローチの元で研究を推進し,異なる研究会等で成果物を発表することが特徴となっています.そのため,本会では,議論するための最低限の共通の知識を持つ一方,様々な専門知識を持つ参加者同士でグループを組み,活発な議論をすることが可能であり,研究対象としているシステムについての理解が深まることが期待されます.
タイムテーブル(予定)
活動内容詳細(予定)
今年度は主に以下の4つのセッションで構成されています.
ライトニングセッション (全体)
ポジションペーパーを用いた各自の自己紹介(研究内容紹介)を行います.
議論セッション(グループワーク)
本セッションの目的は,システムの限界を知ることです.システムの限界を知るために,システムのできることとできないことについて議論をするものとなっています.他人の視点からシステムを再評価することで参加者に新しい気づきを得てもらうことを期待しています.
本セッションは,以下の流れで実施するものとなっています.
1.参加者の研究分野等を考慮して1グループ4人に分類する.
2.各グループメンバーのうち1人が発表者となり,研究内容を紹介する.
- ポジションペーパー・ワークシート等の事前資料に基づいて発表する.
3.残りのグループメンバーは,聴講者となる.
4.発表者の発表終了後,グループ全体で議論を行う.
5.2から4を4回繰り返す(全員が発表を完了したら終了とする).
振り返りセッション(各自)
議論セッションでの内容を各自で振り返り,新たに発見した自分のシステムについての気づきをリフレクションシートに整理してもらいます.
ナイトセッション(全体)
インフォーマルな交流場を設け,研究遂行における日々のハードルや悩み(仕事・アルバイトと研究の両立,言語の壁など)をテーマとして,自由に相談・経験・アドバイス共有を行なってもらいます.教育・学習支援システムに関わる多様なヒトとの情報交換や親睦を深める機会となることを期待します.
参加申し込み
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