教育・学習支援システム若手の会 2023 

若手奨励賞

本会では毎年学生の皆さんを対象として、最も活発に研究の議論をしていただいた学生さんに、研究奨励賞を授与しております.今年の各賞受賞者は以下の通りになります。

受賞者の皆さん,おめでとうございます!

日程・開催場所

開催日:10月27日(金)-  29日(日)

参加申込締切:8月27日(日曜日)  9月3日(日曜日) 23:59 〆切

開催場所:関西大学 高岳館(セミナーハウス) 〒569-1095 大阪府高槻市霊仙寺町2-1-1

会場アクセス方法はこちらへ

対象者:教育・学習支援システム関連の若手研究者(自称若手も含む) [例:教員・学生及び,その他一般社会人(企業研究員等)]

幹事:大阪大学 芦田 淳,北陸先端科学技術大学院大学 森田 海 ,関西大学 アイエドゥン エマヌエル

タイムスケジュール(予定)

プログラムはあくまで予定ですので当日の状況に合わせて前後する可能性があります

2023プログラム案

プロクラムのテーマ

 教育・学習支援システム若手の会は,様々な分野の教育・学習を対象としたシステム・実践研究に従事する,もしくは興味を持つ若手研究者や社会人,学生らが集い,若手研究者の研究の質を高める議論や,様々な学会,研究者との連携,あるいは学生の博士進学といったつながりを強化する活動を通じて,教育・学習システム分野の持続的な活性化を目指しています.

 

「教育・学習支援システムの研究の価値は伝わっているか?」


近年のICTを利用した教育の推進において教育・学習支援システム分野はこれまでにない注目を集めている分野の1つとなっています.しかし,社会に対するプレゼンスを高めるためには,我々の分野の中で研究の価値を説明できるだけでなく,他分野の研究者や社会一般から捉えることのできる価値を説明することも非常に重要となります.そのためには多様な価値観から自らの研究や自らの研究が属している分野を捉え,そこから見出せる価値を知ることが必要です.しかしながら,一人だけで考えていても多様な価値観を知ることは困難です.特に普段から深く考えている自身の研究であるからこそ,自分の既存知識に依存してしまうため,ある程度バイアスがかかってしまう可能性が高いからです.

    そこで,今年度の若手の会では,自身の研究対象を種々の粒度・価値観から議論する場を提供します.教育・学習支援システム若手の会では,人の学習を支援するという目的を共有しながらも,様々な専門領域を持った研究者や学生が集い,異なる理論・アプローチの元で研究を推進し,異なる研究会等で成果物を発表することが特徴となっています.そのため,本会では,議論するための最低限の共通の知識を持つ一方,様々な専門知識を持つ参加者同士でグループを組み,活発な議論をすることが可能であり,異なる価値観からの議論が可能です.また,若手研究者の中でも学生の立場では自身の研究の近辺からの価値観が,教員などの比較的研究歴が長い立場からは異分野のより遠い価値観から議論展開が期待され,多様な粒度・価値観に基づいた価値の創造が期待されます.

プログラムの詳細

アクティビティ:

今年度は主に以下のセッション・ディスカッションで構成されています.


ポジションペーパーを用いた各自の自己紹介(研究内容紹介)を行います.


本セッションの目的は粒度の大きな価値を思考,体験することです.分野の熟達者になりつつある異なるバックグラウンドを持つ若手教員の方々に教育・学習支援システム研究が持っている価値について各々の立場からディスカッションしていただき,聴講者にはあらかじめ考えていた自身の価値観との比較や,粒度の違いなどの観点からディスカッションを聴講していただくことで,若手教員(=研究者としての未来の自分)の視点を体験・獲得してもらうことを期待しています.


本セッションの目的は,研究の価値を言葉にし、多様な価値について考えることです.お互いの研究の価値について議論をすることで、他者視点からの研究を価値づけすることで、参加者同士でに新たな価値に気づいたり、共創されることを期待しています。

本セッションは、以下の流れで実施するものとなっています.

1.参加者の研究分野等を考慮して1グループ4人に分類する.

2.各グループメンバーのうち1人が発表者となり,ポジションペーパー・ワークシート等の事前資料に基づいて研究内容を紹介する.

3.残りのグループメンバーは、聴講者となる.

4.各発表者の発表終了後、グループ全体で議論を行う.

5.2から4を4回繰り返す(全員が発表を完了したら終了とする).


本セッションの目的は,議論セッション1・2で考えた自身の研究の価値と、パネルディスカッションで考えた分野の価値に基づいて、自分の研究と分野の価値と結びつけ、価値のより良い表現を考えたり、新たな価値を共創したりすることです。


議論セッション3を振り返り、グループごとにまとめてポスター発表してもらいます。


議論セッションでの内容を各自で振り返り,新たに発見した自身の研究や研究分野の価値についての気付きをリフレクションシートに整理してもらいます.


インフォーマルな交流の場を設け,研究遂行における日々のハードルや悩み(仕事・アルバイトと研究の両立,言語の壁など)をテーマとして,自由に相談・経験・アドバイス共有を行なってもらいます.教育・学習支援システムに関わる多様なヒトとの情報交換や親睦を深める機会となることを期待します.

参加者リスト(順不同)

PIERRET PAUL(千葉工業大学,学部生)

遠藤 美咲(関西大学, 修士学生)

下坂 悠真(関西大学, 学部生)

下仲 竜聖(関西大学, 学部生)

加納 泰斗(京都大学, 修士学生)

岸本 侑弥(関西大学, 学部生)

久乗 皓大(関西大学, 博士学生)

桑島 健杜(関西大学, 修士学生)

古池 謙人(京都大学, 研究員)

山内 大聖(京都大学, 修士学生)

松浦 碧(大阪公立大学, 修士学生)

杉田 一樹(北陸先端科学技術大学院大学, 博士学生)

山本頼弥(常葉大学,教員)

前田 新太郎(千葉工業大学, 博士学生)

前田 大輝(関西大学, 修士学生)

相川 野々香(東京工芸大学, 博士学生)

滝井 健介(京都大学, 博士学生)

中村 祐希人(千葉工業大学, 修士学生)

渡邊 嘉山(北陸先端科学技術大学院大学, 修士学生)

渡邉 弘大(広島大学, 修士学生)

東 瑠星(関西大学, 学部生)

茂木 誠拓(千葉工業大学, 博士学生)

矢野 翔悟(関西大学, 修士学生)

楊 天武(大阪府立大学, 学部生)

森田 海(北陸先端科学技術大学院大学, 博士学生)

芦田 淳(大阪大学, 研究員)

AYEDOUN EMMANUEL (関西大学,教員)

参加費・参加申し込み

参加費

2023 参加費

参加申し込み

本年度の申し込みは終了いたしました.多くのご応募ありがとうございました.

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