卒研・大学院

一緒に研究を進める仲間、大歓迎です。広島大学の学生は勿論、他大学の学生、さらには社会人の方にも興味を持ってもらえるとうれしいです。また、そもそも何の分野を専門として選択するかは、研究室選びと同等に大切なポイントです。理論系を考えている方は、大まかに言って素粒子理論と物性理論で悩まれる場合が多いと思います。この点について、日本物理学会誌の解説 や田崎さん(学習院大)のコメント*などを参考にしてみて下さい。

*別に素粒子論について特にコメントしたいのではなく、どの分野を選ぶにしてもよく考えてみて頂きたい、という意図で田崎さんの意見を紹介しています。

研究室の構成について

広島大学・先進理工系科学研究科・量子物質科学プログラムには「固体電子論研究室」と「計算物理学研究室」があり、2つの研究室が「物性理論グループ」として協力して日々の活動をしています*。また、グループの教員は4人いますが、研究自体はそれぞれ独立に行っています。多田の所属は、「計算物理学研究室」です。

*量子物質科学プログラムでは、「量子多体物性研究室」も物性理論を研究しています。こちらは学部担当としては工学部に対応しており、我々のグループは理学部に対応しています。