研究活動において、最新のファイルを管理することが非常に重要である。特に、異なる端末(家のPCと職場のPC、モバイルやタブレット・・・)で、ファイルを同じ状態に保持(同期)することが重要である。USBメモリなどを使って物理的に管理する方法もあるが、管理が煩雑になる上、USBメモリが読めなくなった、紛失したなどのトラブルも考えられる。
そこで、おすすめのファイル管理方法は、端末ごとでアクセス可能なクラウドの使用である。多くのサービスがあるのが、必須はGoogle DriveとOneDrive、この2つがあればすべて事足りるが、BoxやMEGAをストレージとして使用し、進行中プロジェクトをDropboxで管理するのも使い勝手がよい。
※ クラウドのファイルは、定期的に更新したファイルをUSBやHDDなどでコピーして管理する。
進行中のストレージをDropboxに保存し、定期的にBoxにファイルをコピーしておく
Google DriveはGメールのストレージも兼ねているため、あまり多くのファイルを混在させたくない。
すべてをOneDriveで管理する。ポケットは1つが原則
使うサービスが多いと、どのクラウドにどのファイルがどんな状態で保存されているのか、管理が煩雑になる
年ごとに増えていく同じ名前のファイル(たとえば、授業のファイル)を管理するには、たとえば "¥授業¥2020¥○○学"とフォルダを構成すると管理しやすい。
ファイル名は、日付をつける癖をつけるとよい。また、同じファイルで更新されるファイル(たとえば、倫理申請書)は、バージョンごとに "申請諸 take 1 2020.02.15"なども管理しやすい。
2GBまでフリーで使用可能。使いやすい。進行中のプロジェクトファイルの管理に使用することをおすすめします。1アカウントで3デバイスの縛りになりました。
神戸学院大学生は1TBの容量で使用可能です(在籍期間のみ)。webアプリやMSオフィスとの連携もよい。ストレージとして使用してもよいと思います。
Googleのサービスを使用するなら必須。FormsやSitesなど、Googleで利用したサービスのファイルを管理できる。トータル15GB使用可能。
信頼性があり、ビジネスで利用されることが多いクラウド。10GBまで無料で利用可能なので、webストレージとして利用するのをおすすめします。
50GBを無料で利用可能なクラウドサービス。ストレージと使用するのが便利。
アップル製品を使用している場合は、アップルアカウント登録してすでに利用可能になっている。便利だけど、使用可能な容量はアップル製品のバックアップも兼ねるため、思い切って使い込めない。