著書
あのこどもたちが変わった驚きの授業-授業崩壊を立て直すファシリテーション
木原雅子著
ミネルヴァ書房、2019年
248頁、1800円
授業が崩壊した学校の依頼を受け、困難の中、子どもたちの可能性を信じる粘り強いWYSH的取り組みによって、授業を成立させ、問題を減らし、学習意欲を大きく向上すること成功した10ヶ月の経験をまとめたもの。そのプロセスは、NHK.ETV特集のドキュメンタリー「キミのこと聞かせてよ~木原雅子さんの出張授業」として放映され、大きな反響を呼んだ。 目次は、右上の”\/”マークに触れてください。
O中学校への関りを決心するまで
O中学校プロジェクトの始まりー「問題の実像を」を探る
「思春期の心額」と環境整備ー1回目の授業と関わり
添削指導によるミニ補習(プチスタ)-京都からの関わり
国語と英語の特別授業ー2回目の授業と関わり
自分から自分への手紙-最後の授業と関わり
生徒たちの変化
O中学校の実践で使ったWYSHファシリテーション技法
あの学校が変わった驚きの授業-T中学校652日物語
木原雅子著
ミネルヴァ書房、2017年
180頁、1800円
県下で有数の困難校であったT中学校から依頼を受け、「学校を変える」という初めての関わりの記録。WYSH教育を教科授業にまで拡張し、「一人一人と誠意と愛情を持って向き合う」という姿勢で、校長先生、教員団と一緒になって、学校改革に成功した約2年間の取り組みをまとめたもの。先生が変わり、生徒が変わって行くプロセスを詳細に記録されている。 目次は、右上の”\/”マークに触れてください。
序 学校が変わるために必要なこと-「どう生きるか」を考える教育
校長先生からの電話-県下で”有名”なT中学校
チームTの努力とジレンマ-”笛吹けど、閑古鳥”
WYSH的学校診断-”から回り”と”怖いオーラ”
WYSH教育とは何かー子ども中心+”SAH”
WYSH教育の実践ー”教科WYSH”の試み
先生たちが変わった!-”わからない”の目線へ
生徒たちが変わった!-”ゆうスタ満員御礼”、そして全員が高校に
なぜ、何が、変わったのか?
T中学校物語のそれから
学校は変われる、子どもは変われる
10代の性行動と日本社会-そしてWYSH教育の視点
木原雅子著
ミネルヴァ書房、2006年
180頁、1800円
日本初の全国規模の一般性行動調査や大学生調査を含め、15万人のアンケート調査や数百例のインタビュー調査の結果を踏まえて、若者の性行動の現状と背景の社会的分析を踏まえて、わが国の社会文化と科学的根拠を踏まえた新たな予防教育(WYSH教育)の理論と方法を提示した書。社会学の教科書としても使われてきた。目次は、右上の”\/”マークに触れてください。
第1部 若者の性の異変
調査データに見る若者の現状
蝕まれる若者の性の健康
第2部 なぜ若者に性の異変が生じたか
性情報の風圧ー増殖するポルノ化社会
社会的サポートの乏しい若者たち
失われたコネクティドネス
日本社会の脆弱性と1990年代症候群
第3部 産婦人科医と養護教諭が見てきた現実
ある産婦人科医の証言
ある養護教諭の証言
第4部 何をなすべきか
若者のニーズと予防教育の現状
科学的根拠のある予防対策へ
WYSHプロジェクトによる授業
予防への希望
Sex behavior of Teenagers in Contemporary Japan-The WYSH project
Masako Ono-Kihara著
三煌社、129頁、2010年
現在は市販されていないため、ご希望の方は事務局へ。無料でお分けします(ただし、郵送費はご負担いただきます)。現在残部13
本書は、京都大学学術情報のリポジトリ「KURENAI」の登録されていて、無料で閲覧することができます。閲覧はここから