内出 崇彦
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私は地震発生の物理的なメカニズムに興味を持っており、応力蓄積から動的破壊進展に至るまで理解したいと考えて研究を進めています。そのために、主に地震波形や震源カタログを用いたデータ解析によって、実際の地球内部で発生している現象を、可能な限り詳細に確実に捉えようとしています。
略歴
東京大学で博士(理学)を取得し、カリフォルニア大学サンディエゴ校スクリプス海洋研究所、京都大学防災研究所にて博士研究員(ポスドク)を務めた後、2013年から国立研究開発法人 産業技術総合研究所にて研究員となり、主任研究員、上級主任研究員を歴任。現在は研究戦略企画室企画主幹。公益社団法人日本地震学会では、理事、学会情報誌編集委員会委員長、地震学夏の学校2020実行臨時委員会委員長などを歴任。2014年には日本地震学会若手学術奨励賞を受賞。2021年から文部科学省STAR-Eプロジェクトの研究課題における研究代表者を務める。
最近の出来事
BSSA誌特集号「Improving Measurements of Earthquake Source Parameters」の論文募集を始めました。(2023.12.6)
産総研研究戦略企画部研究戦略企画室に異動しました。(2023.10.1)
産総研特別研究員(ポスドク)の雨澤勇太さんが東京工業大学に助教として異動されました。(2023.9.1)
産総研のオンライン解説記事『産総研マガジン』の「ストレス(応力)マップとは」でわれわれの研究が紹介されました。(2023.7.11)
佐脇泰典さんが産総研特別研究員(ポスドク)として着任されました。(2023.4.1)
2022年12月22日付けの日刊工業新聞に研究紹介の記事が出ました。産総研ホームページ上でも期間限定で掲載しています。(2023.2.9)
産総研 人工知能研究センターの第61回AIセミナー(2022年12月22日開催)で講演を行います。(2022.12.19)
産総研 地質調査総合センター 活断層・火山研究部門にて文部科学省STAR-Eプロジェクトのポスドク研究員(産総研特別研究員)の公募を出しております。(2022.11.12)(2022.12.19)
本件に関して、内出に直接問い合わせないようにお願いします。問い合わせ先のメールアドレスは公募要領に記載しています。
『地震本部ニュース』令和4年(2022年)秋号に解説記事「日本内陸部ストレスマップの公開」が掲載されました。(2022.10.13)
2022年9月28日~29日に静岡大学理学部で集中講義を行いました。(2022.10.1)
共著論文 (Pennington et al., 2022) が米国地球物理学連合(AGU)の情報誌EOSの記事で取り上げられました (doi: 10.1029/2022EO220297). (2022.6.30)
JGR Solid Earth誌に論文が受理されました (2022.6.14):
Uchide, T., T. Shiina, and K. Imanishi (2022), Stress map of Japan: Detailed nationwide crustal stress field inferred from focal mechanism solutions of numerous microearthquakes, J. Geophys. Res. Solid Earth, 127, e2022JB024036. doi:10.1029/2022JB024036.得られた応力情報と震源メカニズム解はGSJ研究資料集No. 738で公開しています。
第42回数理の翼夏季セミナー(2022年8月7日~11日)で高校生向けに講義を行います。(2022.4.27)
雨澤勇太さんと寒河江皓大さんが産総研特別研究員(ポスドク)として着任されました(2022.4.1)
日本地学オリンピック とっぷ・レクチャーで講演しました。(2022.3.13)
土木学会エネルギー委員会講演会「日本列島の地殻応力~ジャパンストレスマップ(JSM)」(2022年3月7日)にて、講演を行います。(2022.02.17)
文部科学省STAR-Eプロジェクト第1回研究フォーラム(2022年2月18日)にて、産総研の研究課題を紹介します。(2022.02.17)
文部科学省STAR-Eプロジェクトのホームページにて、産総研の研究課題をご紹介しています。(2022.02.17)
産総研 地質調査総合センター 活断層・火山研究部門にて2件のポスドク研究員(産総研特別研究員)の公募を出しております (2021.10.1) (2021.12.14):
文部科学省STAR-Eプロジェクト (研究プロジェクトの概要が地震本部ニュース2021年秋号に掲載されています)
科研費 学術変革領域研究(A)「Slow-to-Fast地震学」(研究プロジェクトの概要は、同領域ホームページの「B02班情報科学班概要」をご覧ください)
科学研究費補助金 学術変革領域研究(A)「Slow-to-Fast地震学」(代表機関:東京大学)が採択されました。B02班に研究分担者として参画します。(2021.9.10)
文部科学省「情報科学を活用した地震調査研究プロジェクト」(STAR-Eプロジェクト)に採択されました。(2021.6.18)
アメリカ地震学会(SSA)の"At Work"のコーナーで紹介されました(2020.12.16): https://www.seismosoc.org/news/at-work-takahiko-uchide/
GJI誌から論文を出版しました(2020.8.26):
Uchide, T. (2020), Focal mechanisms of small earthquakes beneath the Japanese islands based on first-motion polarities picked using deep learning, Geophys. J. Int., 223, 1658–1671, doi:10.1093/gji/ggaa401.日本地震学会の広報誌『なゐふる』に寄稿しました(2020.8.1): https://www.zisin.jp/publications/pdf/nf-vol122.pdf