2024,11,22開催
朗読『藤壺の宮』
朗読劇『あいおい』
稽古場日記
朗読劇『あいおい』
稽古場日記
本日、無事に 朗読『藤壺の宮』朗読劇『あいおい』の公演が終了いたしました。ご来場くださった皆様、本当にありがとうございました。皆様が「楽しかった~」「素晴らしかった!」とおっしゃり笑顔で会場を後にされる姿をみて、私たちもあらためて〈朗読〉の素晴らしさを実感することができました。
まもなく開演
今回は『藤壺の宮』と『あいおい』という全くタイプの違うお話を、その作品に合ったふたつの表現方法でお届けしました。『藤壺の宮』は動きを最小限にとどめ、 しっかり言葉を届ける方法で。一方『あいおい』は活気に満ちた江戸庶民の生活を思い描けるよう舞台狭しと駆け巡り…。「こんな朗読会 見たこと無い…」という感想も多くいただきましたが、表現の仕方は無限大! これからも朗読工房TSUMUGUは作品世界をイキイキと感じられ、お客様がワクワクするような朗読表現を追求してまいります。是非またお運びくださいませ。
終演後 舞台にて
次はどんな作品に挑戦しようかな~
私たちも今からワクワクしています
😍🤩🥰
ご来場予定の皆様。朝晩冷えてきましたね。 どうぞお身体に気をつけられ、当日 元気にお目にかかれますように。
ご来場を迷われている方。まだお席はご用意できますので、よろしければご予約くださいませ。公演前日の11月21日まで予約サイトが開いております。当日券もございますので、気が向いたら ふらっと遊びに来ていただけると嬉しいです。お待ちしております!
台風10号の影響を危惧し、延期とさせていただいた朗読会ですが、振替公演が無事決まりました。11月22日 "いい夫婦の日” に、ふたつの愛の物語をお届けします。ご都合がよろしければ是非お運びくださいませ! 前回 ご都合のつかなかった方も是非!
あかいくつ劇場は、横浜人形の家の4階にあります。
*東急東横線・みなとみらい線 元町・中華街駅4番出口より徒歩3分
*JR根岸線 石川町駅 元町口より徒歩13分
*横浜駅東口 / 桜木町駅より市営バス26系統「人形の家」下車
いずれかのルートでマリンタワーを目指していただき、そこから先は動画でご案内いたします。
実は7月にもリハーサルをしていますが、台風により公演延期となったため二度目のリハーサルとなります。とは言え、あの時とは随分 演出も変わっていて・・・ドキドキ バタバタのリハーサルとなりました。
長時間にわたるリハーサルにクタクタになりながらも、全員この笑顔🥰 このチームが醸し出す明るさ・やさしさ・熱い心が滲み出て、お客様に喜んでいただける舞台になりますように!
この面々でお届けいたしまーす🎀
本日は音楽を担当してくださるあかる潤さんの音楽スタジオにお邪魔して、朗読と音楽のタイミング合わせをしてきました。
読みに合わせて絶妙なタイミングで音楽が流れ始めたり、読み終わりとメロディの終わりがピタリと合ったりすると、思わず「素敵~😍」「カッコイイ~❤️」と声が出てしまいます。
あかる潤さんは 笛・太鼓・三味線・琴 と和楽器なら何でもござれ。それだけでなく演奏旅行で訪れた世界各国で手に入れたという珍しい楽器も駆使して私たちの朗読を彩ってくださいます。
伝統的な楽曲に加えて 潤さん作曲の心に響く胸熱なメロディ♪
この素敵な演奏と朗読のコラボを是非とも 多くのお客様にお届けしたいと願っております。
ご興味のある方は是非お出かけくださいませ!
台風接近により9月1日に予定しておりました公演を延期させていただき、ご来場予定の皆様には大変ご迷惑をお掛け致しました。
正直、私たちも ちょっぴり凹みましたが、無事に11月22日に振替公演が決まり、この日に向けて今日からまた練習を始めました!
久しぶりに集まったメンバーですが、台本を読み合わせてみると、そうそう この感じ! やはりTSUMUGUは楽しい! またこの作品たちを練習できるかと思うとワクワクしてきます。
9月の本番に向けて、一度は完成形に近づいたと思った読み方や演出ですが、まだまだ良くなる!と新たなアイディアも湧いてきて・・・🤩
台風がくれた時間を有効に使い、更に更にブラッシュアップしていこうと気勢をあげた私たちなのでした。
「あいおい」は畠山健二作「本所おけら長屋」の2巻に収録されている作品です。私たちは 累計200万部を突破する この人気シリーズが大好きで、朗読会で披露するのは3回目となります。今回披露する「あいおい」は、実は2021年の朗読会でも披露したのですが お陰様で評判が良く、再演を望むお声も頂戴していたので 今回 再び演目にさせていただきました。
チラシ等に "愛の物語” と書かせていただいたので甘いラブロマンスを想像された方もいらっしゃるかと思います。確かに八五郎とお里の夫婦愛も描かれますが、それだけではありません。娘の幸せを願う父親の愛、弟子の成長を見守る師匠の親心、親友の幸せを願い身を引く男同士の不器用な友情・・・さまざまな愛が絡み合った粋な人情噺です。そしてなぜか このお話、男性の方に より強く刺さるようで、前回の朗読会でも 涙でマスクがぐしょぐしょになっている男性を何人もお見受けしました。(コロナ禍だったのでマスク必須でした😷)是非是非 多くの男性にも味わっていただきたい素敵な作品です。ご都合がよろしければ是非!
☆朗読「藤壺の宮」について は2024年4月某日の書き込みをご覧ください。⬇️
大野英子氏の人形コレクションが横浜市に寄贈されたことをきっかけに作られた施設です。
多くの可愛らしい人形の常設展示だけでなく、その時々の企画展示やプチギャラリー、そして劇場まで備えた素晴らしい施設です。
可愛らしい小物や雑貨がそろったミュージアムショップや、日本ではここでしか味わえない シアトルの「エスプレッソ・ビバーチェ」のコーヒーを楽しめるカフェもありますので、公演の前後に立ち寄ってみるのも面白いかもしれません。
※ 人形の家は別途有料となりますので、2階受付から入場料をお支払いの上 ご見学ください。
早いもので 公演まで1か月あまりとなりました。
きょうは音楽を担当してくださるあかる潤さんをはじめ、当日 お手伝いいただくおもてなし隊の方々にもおいでをいただきリハーサルを行いました。
動線や、音楽・照明とのタイミングを確認したあと、本番通りに通してみます。衣装を身に着け ライトを浴びると いやがおうでも緊張感が高まり、同時にワクワクしてきます。
あかる潤さまファンの方々に朗報です!
なんと、「藤壺の宮」と「あいおい」の両作品に、潤さまにも朗読で参加していただくことになりました♪
何の役かは当日までのお楽しみ💖 個性的でチャーミングな語り口に 虜になること間違いなし!ですよ😍
音楽で公演を盛り上げてくださるあかる潤さんだけでなく、私たちの公演を陰で支えてくれる素敵な仲間 おもてなし隊。
照明の マイちゃん。
舞台効果の くりこさん。
そして当日 受付を手伝ってくれるBo-chan & Jo-chan。
多くの力に支えられて 素敵な公演になるよう 私たちも全力を尽くします!
チケット好評発売中です。9月1日(日)横浜人形の家 4階 あかいくつ劇場にて 13時開演です。よろしければ 是非ぜひ お出かけください!
ご予約はこちらから。
皆様のお越しを 心より お待ち申し上げます。
大河ドラマの影響もあってか「源氏物語」を読んでみようかとお考えの方も多いのではないでしょうか。与謝野晶子、谷崎潤一郎、円地文子、瀬戸内寂聴、角田光代 など多くの方が訳本を出されていますが、ここでは訳本以外の 、朗読工房TSUMUGUメンバーがお気に入りの源氏物語関連書籍を ご紹介させていただきます。
まずはコレ!
「あさきゆめみし」大和和紀
美しい漫画でストーリーをわかりやすく追っていける最高の入門書。
朗読工房TSUMUGUのメンバーも全員 愛読しています。
源氏物語は読んでみたいけど、長いし 難しそう・・・という方は まずこの漫画から始めてみては?
さて、朗読工房TSUMUGUのメンバーは それぞれ どんな本が お気に入り なのか、本棚を公開しちゃいます😘
「ミライの源氏物語」
山崎ナオコーラ
初めてナオコーラさんのお名前を目にした時、男性か女性の作家さんかわかりませんでした。そしてちょっと おふざけの文章を書かれる方なのかな、なんて勝手に思ってしまいました。(ごめんなさい!)
前者に関しては性別による先入観を持たれないよう本名のナオコさんから このお名前にされたらしいので、ナオコーラさんの思惑通りです。後者に関しては「真面目に話していても、名前からそうと受け取られないことがあり後悔したことがある」と仰っていたことがあり、作家さんの名前って色々大変なのねと思いました。それはさておき…
第33回Bunkamuraドゥマゴ賞を受賞した同作品は、選考委員でもある俵万智さんんが「古典をなぜ読むのか、という古くからある問いに対して これほど明快で深い、それでいて新しい答えに私は出会ったことがない」と絶賛した一冊。
源氏物語に散見するルッキズム(末摘花)ロリコン(紫の上)マザコン(桐壺更衣、藤壺)エイジズム(源典侍)…は今の社会規範から大きく外れています。それらを筆者は声高に否定しているのではなく、当時の「普通」の中で生きた登場人物に思いを馳せながら 私たちが読み継いでいくこと、ミライにバトンタッチしていくことに価値があると言っている点に好感が持てる本でした。
月刊MOE 2024年4月号
特集「源氏物語]と平安の女性たち
5年の歳月をかけて源氏物語を全訳した荻原規子氏の巻頭インタビューから始まる特集。全54帖のあらすじと相関図がわかりやすく描かれ、また様々な作家さんの現代語訳の本の紹介もあるので、これから源氏物語を読もうかな(まずは現代文で!)という方には親切な書。(ちなみに私は円地文子さんの現代語訳が好きです!)源氏物語に出てくる実在する場所の紹介もあり、京都旅行のヒントにもなりそうです。
「源氏物語の男君たち」
「源氏物語の女君たち」
瀬戸内寂聴
源氏物語に登場する人物が男女共に個性が際立っているのは周知のところ。瀬戸内寂聴先生による鋭い分析で源氏物語がより楽しく身近に感じられます。例えば葵の上は「なまじ教養があるため素直に自分の感情を表現できない女(中略)教養が邪魔して可愛い女になれない悲哀は現代の女性にこそ共感されるむきが多いのではないでしょうか」とか、 男君たちに関しては「1000年間 男たちの欲望は変わっていない(中略)男なんてこの程度です」など、瀬戸内先生ならではのバッサリ感! そうそう🤣と笑い 共感しながら読み進めていくうちに、どのキャラクターにも感情移入して 好きになっているかもしれません。
「紫式部 源氏物語」三田村雅子
源氏物語に関する本を探していた一昨年、偶然メルカリで見つけた NHK「100分de名著」のテキスト。(2012年4月号) 国文学者 三田村雅子先生による解説が俯瞰的でもあり、細部に渡り大変勉強になります。欄外の言葉の解説や人物紹介も親切なので読みやすいのですが、実は理解していない(理解できない)ことも多く、何度読んでも新鮮な気持ちになります💦
アーサー・ウェイリー版
「源氏物語」
毬矢まりえ・森山恵 訳
20世紀初頭にアーサー・ウェイリーによって英訳され ベストセラーになった「The Tale of Genji」が 100年の時を経て 毬矢・森山姉妹によって日本語に訳し戻されました。同じ物語のはずなのに、パレスで繰り広げられるシャイニング・プリンス・ゲンジ と プリンセスたちの恋。まるで「ベルサイユのばら」を読んでいるのかと勘違いするような世界観ですが、なぜかとてもイメージしやすく スラスラ読めてしまいます。ここだけの話、逆に本家よりも分かりやすいかも・・・😝 面白いので是非!
「愛する源氏物語」 俵万智
源氏物語には795首もの和歌が登場するのですが、現代語訳を読んでも今ひとつピンと来ないってことありませんか? この本では俵万智さんのザックバランな解説と するどいツッコミに加え、もし現代語で書くとしたらこんな感じ と 万智さん流の和歌が添えられています。(上写真の帯に一例が載っています)万智さんの文章はとても読みやすく、和歌を理解することで「源氏物語」の奥深さが更に感じられます。すら~っと和歌を読み飛ばしていた自分にゴメンナサイ🙇の一冊でした。
「紫式部ひとり語り」山本淳子
紫式部がどのような心の持ち主で、どのような思いで世の中を見つめ「源氏物語」を書くに至ったのかを 紫式部自身が語ります。ですが、これはフィクションではありません。研究者である山本淳子氏が「紫式部日記」「紫式部集」という 紫式部自身の手で書かれた〝心の内〟や、数々の歴史資料・研究成果から汲み取った「心の伝記」なのです。私は・・・と一人称で語られるので、紫式部さんの隣で打ち明け話を聞いているような気分になりますよ。
😉皆様の 選書の ご参考になれば
幸いです📖🔖
きょうは公演会場となる あかいくつ劇場にて 通し稽古 をしてきました。
最少限の動きで しっかりと言葉を伝える 朗読 源氏物語「藤壺の宮」。
そして、舞台せましと動き回る 朗読工房TSUMUGUならではの朗読劇 本所おけら長屋「あいおい」。
タイプのちがう2つの作品を より魅力的にお見せ(お魅せ)するため、頭を使い、身体を使い・・・たっぷりと心地よい(?)汗を流してきました。
来週には、音楽を担当してくださるあかる潤氏との合わせ稽古も始まります♪
9月1日公演 源氏物語「藤壺の宮」の照明を決めるために、会場となる あかいくつ劇場に行ってきました。
あかいくつ劇場はとても美しい照明が使えるのですが、
どのような光の使い方をすれば、源氏物語の世界をより魅力的に表現できるのか・・・
シーンごとに 言葉や動きを考えながら試行錯誤を繰り返し、あーでもない🤨こーでもない🤔と奮闘すること4時間あまり。
とても素敵な照明ができあがりました✨
来月には もうひとつの演目 本所おけら長屋「あいおい」の照明を決めるべく、再度 あかいくつ劇場へ行ってきます!
次回公演のチラシができあがりました!
これから 朗読会等 様々な場所でチラシを配布させていただきます。もしお目に留まりましたら お手に取ってご覧いただければ幸いです。
チケット予約ページもオープンいたしました。ご都合がよろしければ どうぞお早めにご予約くださいませ。
予約ページへ
次回公演の演目のひとつ、
源氏物語『藤壺の宮』について、
「源氏物語って原文を読むの?」
という質問をよく頂戴します。
答えは・・・YES!
原文を朗読します。
ですが、それだけではありません。
原文の美しい言葉のメロディを
お楽しみいただきつつ、
光源氏と藤壺の宮の切ない心のうつろいをわかりやすく現代の言葉で語っていきます。
そしてさらに あかる潤氏による雅やかな美しい和楽器の音色が皆様を包み込みますので、
源氏物語ファンの方のみならず、古典にあまり馴染みの無い方にも
きっとお楽しみいただけるはず!
チケット 近日発売です。
2024年9月1日 日曜日
横浜人形の家 あかいくつ劇場にて
皆様のお越しをお待ちしています!
演目は
★源氏物語「藤壺の宮」
そして
★本所おけら長屋「あいおい」
二つの時代の二つの愛の物語を、あかる潤氏の和楽器演奏にのせて切々と語ります。
チケット発売は5月の予定です。
詳細はこちらのホームページにて随時お知らせいたします。
2024年2月1日(木)横浜市青葉区のコミュニティFMラジオに生出演いたしました。
舞はるりさんの「お散歩ともだちHerty」にお邪魔し、楽しいお散歩トークをしたり、朗読について熱く語ったり、ちょっぴり源氏物語も朗読しちゃいました😊
昨年 都合により延期させていただいた
源氏物語「藤壺の宮」
そして、お陰様でご好評をいただき再演の呼び声が高かった
本所おけら長屋「あいおい」
このニ作品をあかる潤氏の和楽器演奏とともにお届けいたします。
演りたかった二作品を一度に、しかも大好きなあかる潤さんの演奏に乗せて語れるなんて、私たちにとっては とても欲張りな公演で 今からワクワクしています。
日時・会場などの詳しい情報は決まり次第このホームページに掲載してまいりますので、もうしばらくお待ちくださいませ。
本年最後の声合わせ。
課題にしていた作品を三人で思い切り はじけて表現しました。
そうそうコレコレ
これこそTSUMUGU!
この三人ならではの朗読をもっと極めていきたい!と心から思える幸せな瞬間でした。
来年の活動内容についても相談しましたが、それはそれは たくさんのアイディアが出て、何だか私たち、大暴れの予感! 今からとてもワクワクしています。
外に出たら、クリスマスのイルミネーションで街はキラキラ★☆★
来年が皆様にとって より素敵な年になりますように。
ハロウィン一色に彩られた街でランチを楽しんだのですが、話はやはり朗読の話題に。演りたい作品、演りたい演出、次々とアイディアが溢れ出し、従来の朗読会の枠にとらわれず、お客様に心から楽しんでいただける新しい形の朗読舞台を作りたい! 私たちは朗読パフォーマーを目指そう!と熱く語り合ううちに段々興奮してきて、注文したお茶をホットからアイスに変更するほど(笑)
朗読が大好きな熱~い仲間たちと楽しい時間を過ごしました。
しばらくの間 活動をお休みしていましたが、少しずつ再開できたらと思っています。今後とも朗読工房TSUMUGUをよろしくお願いいたします!
2023年9月9日に予定しておりました 朗読「藤壺の宮」は、出演者の都合により公演を延期させていただくことになりました。楽しみにお待ちいただいたお客様には 大変ご迷惑をお掛け致しますことを 心よりお詫び申し上げます。
振替公演の詳細につきましては、こちらのホームページに改めて掲載させていただきます。
何卒よろしくお願いいたします。
朗読工房TSUMUGU
私たちの朗読を華やかな和楽器の演奏で盛り上げてくださる あかる潤氏が
8月16日(水) 上野精養軒で 大正時代の音楽をテーマにした演奏会をされます。
詳しい情報は あかる潤さんのホームページをご覧ください!
あかる潤さん ホームページ akarujun.com
源氏物語を朗読させていただくにあたり、きちんと原文を理解した上でお客様にお届けしたくて「源氏物語」の講座に通っているのですが、その教室は なんと お寺なのです。
東京都台東区にある忠鋼寺(ちゅうこうじ)。
この忠鋼寺、実は源氏物語とは縁があり、その歴史を紐解いていくと 光源氏のモデルとも云われる源融(みなもとのとおる)につながるのだとか!
教えてくださる大澤先生は お話がとても面白く、あっという間に源氏物語の世界に引き込まれてしまいます。
源氏物語にご興味のある方、よろしければ ご一緒に。
京都にある 風俗博物館 をご存知でしょうか。
源氏物語の世界をミニチュアのお人形で作り上げているのですが、衣装・調度品など、当時のまま精巧に作られていて とても見ごたえがあります。
光源氏と紫の上
紫式部
光源氏を訪ねる兵部卿宮
冊子を作る女房たち
風俗博物館は、西本願寺の向かい側のビル内にあるのですが、特に大きな看板が出ているわけでもなく、普通に歩いていると中々気づかれにくいため、穴場 と言えるかもしれません。
光源氏の元服、明石の姫君の裳着など その時々のテーマに合わせて展示が変わるので、何度も訪れたくなる施設です。
ご興味のある方は京都旅行の際に是非。
来年の大河ドラマが紫式部を描いたものになるということで、なんだか源氏物語のブームが来そうですね。
さて、私たちの今回の公演は タイトルの通り『藤壺』に焦点を当てた作品です。
光源氏には幼い頃から一途に想い続けた女性がいました。それが藤壺の宮。
藤壺の宮は、時の帝である光源氏の父がこよなく愛する后で、光源氏よりも5歳年上の女性です。
幼い頃に母を亡くした光源氏は "亡き母に生き写し” といわれる藤壺の宮に憧れ、やがてそれが恋心に変わっていきます。
とても気が合い 、互いに惹かれ合う二人でしたが、そんな恋が許されるはずがありません。
義理の母子とも言える この二人の切ない想いを、丁寧に丁寧に表現していけたらと思っています。
改訂版の台本が出来上がりましたので、音楽をつけてくださる あかる潤さん にお渡ししました。
会場周辺への配慮から 打楽器は使えない などの制限がある中、どんな音楽をつけてくださるか、
今からとても楽しみです!
紫式部の語りによって繰り広げられる 光源氏と藤壺の宮との切ない恋の物語——。
台本のブラッシュアップも順調に進み、いよいよ本格的な読み込みに入ります。
色鮮やかなチラシに負けないよう素敵なステージを創り上げてまいります!
はじめはできるだけ
膨らませた台本を作り、
そこからそぎ落としながら
完成形の台本を
作り上げていくのが
私たちのいつものやり方です。
これから何度も繰り返して読み
どうすればストーリーや情景、
登場人物の思いが
よりお客様に伝わるか
3人で意見を戦わせながら
ブラッシュアップしていきます。
明けましておめでとうございます。本年も皆様に楽しんでいただける朗読会を開催できるよう楽しみながら努力を重ねて参る所存です。どうぞ朗読工房TSUMUGUをごひいきに宜しくお願い申し上げます。
本日は次回公演に向けて第1回目の
打ち合わせを行いました。
次回は
世界最古の長編小説「源氏物語」を
ベースに、
古典にあまり馴染みのない方
にも分かり易く、
そして古典ファン・源氏ファンの方
にもお楽しみいただけるよう、
知恵を絞って台本を執筆中です。
TSUMUGUならではの表現で、
皆様を平安の世界へ
お連れできるよう頑張るのです!
打ち合わせ後、
「朗読本所おけら長屋」の
打ち上げ(いまごろ⁉)
兼
忘年会 で
おいしいケーキをいただきました❤
本年は大変お世話になりました。
来年もどうぞよろしく
お願いいたします。
来年が皆様にとって
素晴らしい年と
なりますように!