人力プロペラ機の一番の特徴である、プロペラを製作します。プロペラは前に進むための力である推力を発生させるために必要で、繊細な作業が必要です。
翼班と同様に繊細な作業が必要になるため、手先が器用な人にオススメです。プロペラの製作方法は自由度が高く、様々な方法を模索する段階にあるため、実験が好きな人に向いていると思います。
プロペラの製作方法は翼と似ていますが、使用する素材と翼の形状が異なります。翼とプロペラにはそれぞれ効率の良い翼断面形状があり、適切に使い分けることが大切です。
当サークルではリブはMDFを素材としています。加工にはレーザー加工機を用い、製作制度を限りなく高めています。カッターでの加工と異なり、作業する人によって固体差が出ないため、安定するのも大きな利点です。
治具は、リブを接着するときの位置や角度を固定するためのガイドとして機能する台座です。ガイドとなる治具板はリブと同様にレーザー加工機でMDFを切り出し、それを等間隔に設置していきます。治具に、桁に通したリブをのせることで、リブ同士の間隔や角度を揃えやすくなり、接着が容易になります。
治具でリブの角度を固定し、接着した後、スチレンペーパーで全体を覆ったものです。接合部の隙間や段差をやすりで平滑化し、オラカバを巻くことで空気抵抗を最小限に抑えます。