パイロットが着席するコクピットの骨組みや、その空気抵抗を抑えるための覆いであるフェアリングを製作します。パイロットに最も近い操縦環境を整備する重要な役割です。
翼班などと異なり、一つ一つのパーツが大きくなりますが、繊細な作業が必要になるのはコクピット班も同様なため、丁寧な作業が得意な人に向いています。他のどの班とも関わり深いため、人付き合いが好きな人にもオススメです。
コクピットの骨組みは、翼の桁にも用いているCFRP桁を用います。複数の桁を組み合わせて骨組みを製作するため、それぞれが分解しないよう、しっかりと接合します。黄色の部分は、パイロットの頭が骨組みに当たった時のけがを防止するための緩衝材です。パイロットが操縦しやすい空間を製作することも、コクピット班の重要な使命です。