9月24日(日)、新型コロナウィルスの影響で開催が延期されていた味覚祭り(第39回味覚の祭典よいち大好きフェスティバル)、が4年ぶりに登の農道空港(アップルポート余市)で開催されました。
その一日のレポートです。
田口りえ
当日は雲一つない秋空!青い余市湾とシリパ岬もはっきり見えていました。
会場入口前では早朝から駐車待ちの車が行列しており、予定より早くゲートを開いた途端、会場内が人でいっぱいになる程の賑わいでした。
会場にはワインやウイスキーの試飲コーナーや、フルーツや海鮮などの特産品販売、ヤン衆鍋の限定販売ブースを設置。余市の名産品を使ったフードのお店のほか、余市の魚介を炭火で焼いて食べられるバーベキューコーナーもありました。
お店によっては早めに売り切れてしまい、「もっと沢山用意してもよかった。いつもよりたくさんの人が来てくれた」という声も聞かれた程でした。来場者数は例年2万人程ですが、今回はもっと多いのではとの声が出ていました。
鮭・すじこの販売に並ぶ人々
早生のりんごを求める人々
天候不順により収穫が心配されたプルーンもたくさん提供
余市紅志高校の生徒たち手作りの菓子販売
秋なのにウニ丼!
どのブースも多くの人で賑わう
私はステージの総合司会を担当していました。
10時半から夕方まで、東中学校吹奏楽部の演奏から始まり、ソーラン太鼓保存会、地元ダンス教室、大道芸、北海道のアイドルグループライブなど、次々と繰り広げられるステージをひと目見ようと沢山の人が集まり、迫力のパフォーマンスを楽しんでいらっしゃいました。
今年初企画となったプルーンの種飛ばし大会では、9m99cmの大記録が出ました。
そして恒例、ラストを飾る特産品争奪ビンゴゲームは白熱した様相を呈し幕を閉じました。
プルーンの種飛ばし大会の様子
印象に残ったのは、笑顔、笑顔、笑顔。どこを見ても太陽に照らされた来場者の皆さんの楽しそうなお顔で溢れていました。
この豊かな一日を境に、余市の秋は深まっていきます。
写真提供:余市観光協会