夏空の北海ソーラン祭り
今年も大盛況!第57回北海ソーラン祭り
2025年7月5日(土)に開催された第57回北海ソーラン祭りのレポートです。
余市の夏の訪れを告げる北海ソーラン祭り。
雨に見舞われることも多いソーラン祭りですが、今年は早朝から雲一つない快晴!
朝から真夏のような暑さでしたが、冷たい海風が心地よく吹いていました。
余市駅横に設営された20を超える飲食店舗では、余市の食材をメニューに使用。
日差しのせいか午前中の出足はやや遅めでしたが、お昼前から多くの人で賑わっていました。
カラリとした夏空のもと、ビールが良く売れたそうです。
私はステージの総合司会を担当しており、紅志高校の生徒が授業で育てたサクランボを買いたいと思っていましたが、大人気ですぐに売り切れ。仕事に集中!となりました。
飲食ブース周辺の様子
大人気!余市紅志高校のさくらんぼと農産物
ステージは旭中学校と東中学校の吹奏楽部演奏で幕開けです。互いの学校の演奏を応援しながら聴く様子も微笑ましく、あたたかな気持ちになりました。
続いて正調ソーラン沖揚げ音頭保存会の歌声や、空手の演武などが披露されました。
今年もメインイベントは子どもたちと大人が一緒になってソーラン踊りを踊る「輪踊り」。
ソーラン節の生演奏に合わせ、先生の踊りを見ながら少し練習。本番ではぐるぐると大きな輪を描くように踊りました。伸びやかなソーラン節の歌声が夏空に広がり、子どもたちの笑顔が印象的でした。
ソーラン節の生演奏
午後のメインイベント「ソーラン踊り(輪踊り)」
お祭りのフィナーレは北海ソーラン太鼓保存会による演奏。
紅志高校や北星余市高校の放送部の生徒さん達がマイクを握り、情感を込めて解説。練習の成果を見せてくれました。
力強いソーラン太鼓の音色は澄んだ青空に高く響き渡ります。
町外からこの演奏を楽しみに来られた方もいたようです。
この音色を聴くと、あぁ夏が来たんだなと感じます。余市ならではの贅沢です。
早朝から設営、真っ赤に焼けていた関係者の皆様も大変お疲れ様でした!
来年も好天に恵まれ、沢山の笑顔に出会えますように。
田口りえ
写真提供:余市観光協会
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北海ソーラン太鼓保存会の演奏