2024年7月14日   ご挨拶 

   東京余市会賛助会員 NPO法人北海道エコビレッジ推進プロジェクト理事長 坂本純科 さん

暑中お見舞い申し上げます。みなさまいかがお過ごしですか。


こちらはワインブドウの花が開花し、雨よけのないサクランボは週末の雨で店じまいし、いよいよ本格的な

夏に入ろうというところてす。


今年度は日本人スタッフが不在で何かと手が回っていませんが、会員さんや地域のみなさんに支えられて何とかやりくりしています。


春には、親子植樹イベントや中高生の探求学習、企業の経営者研修など、多様な世代やセクターの人たちが訪れ、それぞれ有意義な時間を過ごしていかれました。


人手不足のピンチにオーストリア人のドミニクが再登場、今年も畑の管理や機械のメンテナンスなど特技を生かして活躍しています。


また、マレーシアや台湾のボランティア、明日からはイギリスのカーディフ大学から3人の大学生と、海外ボランティアに助けられています。

多様性はエコビレッジのテーマで、それを体感できるのはここの魅力の一つでもあります。

もっとも、楽しいことばかりてはありません。様々な文化や言語が入リ混じる暮らしには困難もあります。


たとえば、宗教などの理由で食べ物の制限が増えると、毎日の献立や料理に苦労しますし、ちょっとしたことでも育った背景によって感覚に相違があって驚くこともあります。


互いの違いを受け入れつつ、チームがミッションを遂行するために、日ごろから感じていることを共有したり、成果を喜び会ったり、時には息抜きの外出やお楽しみも用意してあげるよう努めています。


夏の間、食事づくりを担ってくれるボランティアは常に大歓迎です。

料理が得意な方はもちろん、海外の若者たちと交流したり、英会話に挑戦したいという方、ぜひお手伝い

ください。


今月末には地域の人気ワイナリーを歩いて訪問し、ワインに関わる人たちと交流するツアー、8月頭にはパーマカルチャーデザイン入門講座と、スペシャルな企画が続きます。どうか、お見逃しなく。


今年も暑い夏になるとか。みなさま、くれぐれもお身体に気を付けてお過ごしください。

★エコビレッジさんの活動は、東京余市会ホームページのバナーから詳しくご覧頂けます。


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