東京工業大学 理工系教養科目 H31年度 情報リテラシ第一 4b (IL1) について、共通ページで提供される情報に加えて、担当の小林が補足する情報を提供する。
担当は、特に社会科学(ゲーム理論)が専門なので、その方向からの言説が相対的に多めになるでしょう。
課題の告知ややり取りなどは OCW メインで考えています。適宜、メールその他で連絡をくださっても構いません。オフィスアワー随時。
本科目は相当程度実習が主体です。なので、クラスにおける皆さんの心強い味方は TA となります。実習中で戸惑った箇所がありましたら、直ちに TA の方にサポートをお願いしてください。 TA のお二人は情報理工学院の皆様の先輩で、担当の小林よりコンピュータの技術一般については間違いなく詳しいです(小林は情報リテラシの社会的・学術研究的側面などに相対的強みを持つと思います)。TA の方にも気軽にご相談ください。
本演習では皆さんに実際に端末を操作していただいて、コンピュータやインターネットに慣れていただくことが主要な目的の一つとなります。プログラマになりたいとかいう場合を除き、今日の情報環境は、かなりユーザー・フレンドリーだと思います。今日のコンピュータは、相当程度、母国語習得と同じように熟達できるようにできていると思います。真面目に構えるより、いろいろやってみましょう。習うより慣れろ。
演習の内容の一部は「東工大の環境に特定された」ものとなります。他方、巷の書籍や専門学校と比較して、大学で得る知の相対的強みは普遍性・汎用性にあると考えるので、学んだ内容のどのへんが卒業後も役立つ汎用的な内容であるか、強く意識しながら参加してください。
(教員も、「東工大固有の内容」については、できるだけそう明言することにします)
東工大は立派な大学ですが、それでも教員の言うことをそのまま鵜呑みにはしないでください。自分の頭で一生懸命考えましょう。セカンド・オピニオンなど、広く調べましょう。
常に建設的に懐疑的な姿勢であらゆる講義や本、論文に臨んでほしい。もちろん、この講義自体にも当てはまります。
本講義は多数の教員によって担当されているので、セカンド・オピニオン探索の出発点の一つとして、共通ページから各教員のリンクを覗いてみましょう。それぞれの教員で言っていることのニュアンスが大分異なっていることが見受けられるでしょう。
インターネットにある情報は玉石混交ですが、まずはググってみましょう。(ググるとは www.google.com で調べること)