一般的な注意は、東京工業大学 情報倫理とセキュリティのためのクイックガイド Q&A 私物コンピュータの大学ネットワークへの接続
Torrent は(大変優秀な技術だとは思いますが)情報漏洩リスクより東工大キャンパス・ネットワークへのアクセスは厳しく禁じられています。
詳細は 東京工業大学 学術国際情報センター ファイル交換ソフトウェア検知サービス を参照のこと。
将来、研究室に所属して、勝手に研究室のパソコンに Torrent 系統のソフトをインストールして使っちゃったなんてことになると、あなただけでなく、指導教官などいろいろな人に大変な迷惑がかかります。
本サイト冒頭に キャンパス無線 LAN のページのリンク を貼りましたが、 その中で、特に wifi の設定に必要な情報は 「TokyoTech について」 のページになります。
以下、スマホや Mac, Windows などの設定について補足をします。以下のやり方は、東工大の wifi のみならず、比較的一般的な wifi サービスの提供の仕方となります。
注意点:
情報倫理デジタルビデオ小品集6 1 :ますますUP!パスワードの重要性
東京工業大学 情報倫理とセキュリティのためのクイックガイド の関連ページ:パスワード管理・ハッキング対策, 共有設定・ネットワーク管理
情報システム緊急対応チーム(CERT) チラシ -- パスワード使い回していませんか?
lifehacker 「覚えられるけれど解読不能なパスワードの作り方4選」 (日本語, 英語 原文) には、いろいろ面倒すぎることも書いてあると思うが、実行可能と思えるならば、大変参考になりそう。結構古いけど、今でもかなり有効と思う。
最後の回(7回目)の講義でパスワードなどのセキュリティ問題とどう向き合うべきかについては、社会科学の観点からもう少し詳しく述べます。
Wikipedia (English) -- multi-factor authentification
Google, Apple, Microsoft を始めとして、各種アカウントが2要素認証を採用している。インターネット上のウィルス password stealer にパスワードを盗まれてアカウントを乗っ取られないようにするために、指紋などの生体認証や、スマホのような本人の所持品といったインターネットでは取得不可能な情報も利用して認証を行う方法がこれである。
東工大ポータルでは、
の2つを採用していて、どちらも選択できる。
ただし、 OTP の方は、ポータルで OTP 取得に使用するメアドを申請しなければならない。
通常のメールサービスでは、アカウント名は登録した文字列をそのまま用いる。このため、アカウント名が既に他者によって取得されてしまっている場合はその旨が通知され、生年を付け加えたら?などなど、アカウント名の修正を促される。
東工大共通メール アカウントについては、ポータルで 姓名読み登録 すると、システムの方で自動的に追加でアルファベット二桁のシンボルを割り当てることによって、同姓同名の複数の人が自分の名前を利用したメアドを取得できるようになっている。
(なんで入学したら自動的に大学でメアド指定してくれないの?などの詳細については 東工大ポータル 操作・設定ガイド 姓名読み登録 参照のこと)
姓名読み登録 でニックネームなどを登録しても、罰則やその他のシステム上での実害などはない。しかし、大学のメアドは就活などでも用いる名刺のようなものであることを十分に意識して、できれば実名を登録すること。
すごく一般には、何らかの目的を達成するべく関係づけられた要素の集合のことをシステム という。
教育用電子計算機システムは、大学の演習室の複数の iMac に同様のソフトウェア環境を整備、アップデートして、どの端末からアクセスしても各自の環境にアクセスできる NFS を整備したもの。皆さんも研究室所属すれば、研究室の端末を使うことになり、これは教育用電算機システムとは無関係になります。学部生の利用や講習会などで用いる。説明は 教育用電子計算機システム
東工大ポータルのほうが、より全学的な利用がなされるはるかに大きなシステム。 説明は 東工大ポータル(学内情報基盤サービス)
管理コストやリスク(主にポータルの方を守るため)の観点から、2つのシステムでアカウント運用を分けています。
例えば、 Mac OS X でのアプリへの標準的アクセスは Launchpad ですが、現在、そこそこの数のアプリが Launchpad に表示されない不具合が生じています。表示されないアプリでも面白いものがあるかもしれないので、アプリケーション・フォルダを探検してみてください。
現在判明している不具合一般については http://www.edu.gsic.titech.ac.jp/index.php?既知の問題
詳細は http://www.officesoft.gsic.titech.ac.jp/index.shtml を参照ください。
東工大のライセンス契約を利用して自分の個人所有の Mac or Windows 端末にオフラインで使用可能なアプリをインストールするのは、可能だとしても、原則研究室に所属して指導教官の許可を経てということになります。
学部1,2年生の間に使える可能性があるのは Office 365 です。詳しくは http://www.officesoft.gsic.titech.ac.jp/jp/Microsoft/Office365.shtml を御覧ください。