がんの治療には臓器ごとに診療ガイドラインが定められています。患者さんは、この標準的な治療をご自分でも理解され、納得された上で治療の臨まれることが大切と考えています。現在の医学では、一般的にがんへのアプローチとして3大治療法があります。
1つ目は、外科的手術
2つ目は、化学療法
3つ目は、放射線治療です。
詳細は、以下のリンクより各種ガイドラインを御覧ください。
※日本癌治療学会
専門的な用語ばかりで読みづらいとは思いますが、その場合は当院にお越しになった際に医師や看護師等にお聞きになってください。
がんの治療は、日本全国で広く受けることができます。まずは、検診です。まずは日々の健康な生活を守るために定期的に健康診断を受診されてください。そこで、早期のがんが発見されることもあります。早期であれば、入院期間も短く、体への負担も少ない治療が可能となる場合があります。
体調が優れない場合、近隣のクリニックやかかりつけ医を受診してください。がんの疑いがあれば、当院に紹介状を持って来て頂き、詳細な検査の上、治療方法の検討・決定していきます。
特にご高齢の方は、生活習慣もさることながら、定期的な健康診断の受診、そして、持病がある方は、普段から自分のかかりつけ医をお持ちになることが健康生活の維持に大事なことです。
疾患によっては、医療費が高額になる場合があります。しかし、安心してください。日本の医療は、国民皆保険制度で支えられています。皆さんの所得状況によっても自己負担額は異なりますが、日本には高額医療費制度というものがあり、高額な医療費の全額を自分で負担しなくても良い精度があります。詳細は、当院に設置されているがん相談支援センターにご相談ください。また、民間の保険会社へご加入の方は、保険会社への保険内容の確認をされてください。保険契約内容によっては給付金が支給されることがあります。