がん診療のガイドライン

診療ガイドラインとは、エビデンス(科学的根拠)などに基づいて最適と考えられる 治療法を提示する文書のことで、患者さんと医療者が治療法など について意思決定する際の重要な判断材料となります。 体調が悪かったり怪我をしたりするなどして医療機関を受診すると、診察や検査、治療などが行われます。このような一連の診療の流れの中には、複数の選択肢がある場合があります。たとえば、胃の検査として胃カメラか X 線検査か、あるいは治療法として外科手術か薬物療法か、を選べる場合などです。その際に、複数の検査法や治療法のエビデンス(科学的根拠)、検査や治療に伴う益(利益)と害(弊害)のバランス、患者の価値観と希望、経済的視点(コストや負担)などを考慮して、最適と考えられる方法を「推奨」という形で示す文書が診療ガイドラインです。以下に当院で主にご案内する診療ガイドラインのリンクをお示しします。該当のガイドラインのボタンを押して頂くとガイドラインのページに移動します。

最新の内容については、「胃癌治療ガイドライン 医師用 2021 年7 月改訂・第6 版」(金原出版)、又は、日本胃癌学会のウェブサイトの掲載ページをご参照ください。

大腸癌研究会で作成された『大腸癌治療ガイドライン』医師用2019 年版(金原出版株式会社)から,ガイドラインの概要,CQ・推奨一覧,アルゴリズム,本文,作成者名簿を掲載しています。ガイドライン全文については,刊行版又は作成学会webサイトをご覧ください。

ここに掲載する膵・消化管神経内分泌腫瘍(NET)診療ガイドラインは,膵・消化管神経内分泌腫瘍(NET)診療ガイドライン作成委員会で作成された『膵・消化管神経内分泌腫瘍(NET)診療ガイドライン』(2013年,刊行版 2015年)の内容に則って構成されています。

CQ一覧からは該当CQ解説へ、文中記載文献番号をクリックすると,該当の文献リストリンクされます。*ガイドラインの詳細をご覧になるには日本神経内分泌腫瘍研究会をご覧下さい。

乳癌診療に関する診療ガイドラインは、日本乳癌学会が作成を行い、その内容は書籍やWEB版で公開されております。

特定非営利活動法人 日本食道学会で作成された『食道癌診療ガイドライン』2017 年版(金原出版株式会社)から,ガイドラインの概要,CQ・推奨一覧,アルゴリズム,本文,作成者名簿を掲載しています。ガイドライン全文については,刊行版又は作成学会webサイトをご覧ください。

一般社団法人 日本肝臓学会で作成された『肝癌診療ガイドライン』2017 年版(金原出版株式会社)から,ガイドラインの概要,CQ・推奨一覧,アルゴリズム,本文,作成者名簿を掲載しています。※2018 年3 月CQ43 改定ガイドライン全文については,刊行版又は作成学会webサイトをご覧ください。