鈴蘭幼稚園の在園児、卒園児、保護者、一般市民の方から

これまでに寄せられた、

幼稚園への応援メッセージをご紹介しています

・Vol.1(2022年1月20日まで受信分)

Vol.2(2022年1月21日〜26日まで受信分)

ラブレターは現在も募集中です。

・メッセージをお寄せくださる方はこちらをクリックしてくださいね

鈴蘭幼稚園へのラブレター vol.1

質問1:鈴蘭幼稚園の好きな所、良いと思うところ。

全ての子どもの個性を尊重してくれる。子ども目線で考えてくれるところ。先生方が全員で全園児を見守り、保護者の顔と名前も入園までに覚えておいてくれるところ。

好きなところしかありませんが、 まず先生方は子どもたちに寄り添い、子どもの好奇心を見逃さず、その好奇心をさらに広げて下さります。よくないことをした時も、親身に子どもの声を聞きながら対応してくださっています。 そして、素敵な木造の園舎。とても温もりを感じ、子どもも日の当たるウッドデッキで気持ちよさそうに座っている姿をよく目にします。室内を常に子どもたちが遊びやすいようにと工夫されていて、嬉しい気持ちになります。 自然豊かな園庭も、大好きです。食べられる木の実、季節を感じられる草木、泥まみれになっても全く心配のない土、プランターには園児たちと先生が植え育てた野菜や稲が実っていき、季節ごとの花が咲く。最高です。

娘も私も先生達が大好きです。幼稚園も先生方も雰囲気が素敵です。感謝しかありません。 先生から教えてもらう「こんなことを言っていました」という娘の台詞が、娘の口調そのもので再現度が高くて驚いています。よく子どもの事を見てくれているんだなと感じる日々です。 娘がまだ赤ちゃんで「幼稚園探しはまだまだ先」と思っていた頃、鈴蘭幼稚園の前を散歩で通り過ぎました。園児達の元気に楽しそうに遊ぶ姿を見て、「ここの幼稚園に入園したいね!」 と夫婦で話していました。 無知な子連れ夫婦がここに入園したい!と思うくらい魅力的で惹かれる幼稚園です。

先生方が子ども達一人一人をとてもよく見て下さり、個性を認めて子どもと過ごすことを楽しんでくださっている雰囲気があるところ。  いつでも子ども達のことを一番に考え、主体性を重んじ、ゆとりをもって過ごせるようにという園の方針、強い思いがあってそれを実現させているところが素晴らしいと思います。

我が子のみならず、子どもたち一人ひとりが、愛されていて大切にされていることを実感できるところ。=先生方が子どもたち一人ひとりのことを良く見ていて、その子に合った対応をして下さるからです。広くはないけれど、豊かな自然と交われる園庭。自由遊びを大事にする、子どもたちがのびのびと過ごせるところ。感謝やお祈りを大切にするところ。

子どもの主体性を最大限尊重してくれるところ。主体性を引き出す仕掛けを手間を惜しまずたくさんしてくれ、根気強く温かく見守ってくださるところ。「のんびりやさん」などのレッテル貼りが一切なく、個を尊重し、子どもをまっすぐ見つめてくださるところ。子ども同士のトラブルも「面倒なこと」ではなく「子どもたちの育ちの大切な機会」として、手厚く関わってくださるところ。このようなことが、園舎の全ての部屋と園庭を自由に行き来でき自由に遊べる環境の中で実現できていること。園庭にあらゆる植物、木々があり、それらは四季を豊かに感じさせ、多くの虫や鳥を呼びます。子どもの遊び場でもありおやつでもあり、その中でコミュニケーション力も育まれていること。

質問2:鈴蘭幼稚園の子どもの生活について思うこと。(園庭に限らず広くお書きください)

それぞれのこどものペースで、できることを認めて伸ばしてくれる。入園前は、少し難しそうな遊具、おもちゃには積極的にチャレンジしなかった子が、自分から手を挙げるように。一人一人の性格、個性を受け止め、その子なりの一歩を認めて褒めてくれて、自信を持たせてくれる自己肯定感の高まる園生活は、子どもにとって人生の土台作りの大きな力になる。

幼稚園で原体験をたくさんしていることを子どもの話やズボンのポケットの中、持ち帰ってくるものからも伝わります。どんぐり100個くらい鞄の中に入っていた時は驚きました。こんなに好きなことをさせてもらっているんだな、と。毎日のように泥んこの服で(カバンの中に入っていたり)帰ってくることが、母親の私にとっては喜びです。幼稚園に感謝する瞬間です。「今日は葉っぱのお風呂に入ったよ!」「今日は小さな雪だるまを作ったよ!」「チューリップの球根を植えたんだよ。何色になるかはまだわからないんだけどね〜。」こんな話が聞けるのです。 そして、先生方をとても信頼しているので安心して幼稚園に送りだしています。

家では想像できない娘の姿が幼稚園にはあるようで、意外な得意分野を知ることができました。先生方やお友達のおかげです。

自然と触れ合うことの楽しさを身をもって感じられるように四季折々の木や花、生き物を観察できる環境を整えるだけでなく、飼育した生き物の水槽の横に図鑑を置いて調べられるようにしたり、関連する絵本を選んで読み聞かせて下さったり、実体験から発展した探究心や想像力、学びにつながる遊びが工夫されているのが凄いと思います。

お礼のお手紙を書く、ということでひらがなに興味を持ったり、収穫した野菜の数をみんなで数えようといって、数え方を学んだり、お店屋さんごっこでお金の計算を考えたり、子どもが興味を持って学べる要素が、ちょうどいいタイミングでいつも用意されているなぁと驚きます。教えるのではなく、子どもが自ら興味を持って、考えられるような仕掛けが、遊びの中でたくさん工夫されています。

いつも子どものことをよく観察して下さっていて、さらに固定したカリキュラムを組むのではなく柔軟に対応できる態勢があるからこそ出来ることだと思います。裏で先生方のたくさんの努力と子ども達への愛があるのだろうといつも感謝しています。

そして突然何をするか分からない自由保育のスタイルには見守られる十分な人員が必要です。それを実現させて下さっている幼稚園は昨今なかなかないと思います。本当にありがたい事です。

一日の中で自由遊びの時間が長く、自由遊びの中で身体機能を高めたり(運動遊び)、社会性を身に付けたり、自分で考え、判断する経験を積み重ねながら成長していける保育に魅力を感じています。

こんなにも子どもの主体性を重んじ、個を大切にし、子どもたちを愛し育ちを支えてくれる園が他にあるのかな?と思います。 また、子どもと同じように保護者も温かく見守ってくださる先生方の言葉にどれほど支えられているかわかりません。鈴蘭幼稚園が一緒に子育てしてくださり本当によかったと思います。

質問3:他の人に伝えた幼稚園のエピソード・思い出など。園庭での出来事などもありましたら。

入園先を迷っていたときに、たまたま、よく行く子育て支援施設の支援員の方から「うちも鈴蘭だよ」と話を聞く機会があった。 子ども主体で全てを考えてくれること。 子どもの興味、関心に応じて、先生たちがそれを伸ばす環境を柔軟に整えてくれること。 親としてはありがたいが、そうすることは先生方が裏で沢山の準備、調整をしてくれていること(同じく子育て支援に関わる身として頭が下がると)。 その労力を「子どものために」惜しまずにかけてくれる素晴らしい園なので、 ここを卒園して本当によかったこと。 子育て支援員の方が絶賛する幼稚園なら、 私も是非我が子をお願いしたいと思うようになり、 その後つくしの会などで通って、 すっかり惚れ込んでの入園となった。 入園後は全て、話に聞いたことは事実だと納得することばかり。

食べられる木の実がなる木が何種類もあって、子どもは口の周りを紫にしながら食べてみて!と勧めてくれる。 毎日泥んこで帰って来ること。 葉っぱに埋もれたらしく、羨ましいと思ったこと。 他の学年の子とも自由に遊べること。 すごい量の歌を覚えてきて、いつもうちで歌ってくれること。

鈴蘭幼稚園の運動会を全国のお母さんお父さんに伝えたいです!きっとびっくりすると思います。こんなに一人一人輝いている運動会って他にありますか?

入園して間もない頃、園庭にできた水たまりに手を入れて遊んでいたようで、迎えに行った時に先生が「手が無くなるよ、と見せてくれてとても楽しかった」と教えてくれました。私までとても楽しい気持ちになりました。鈴蘭幼稚園は毎日園まで送り迎えするので、保護者にとっても園庭はとても馴染みの深い場所です。卒園した小学生の兄も一緒にお迎えに行ける時は園庭で過ごすのを今でも楽しみにしています。キツツキ(コゲラ)を見つけたり、スズランが咲いているのを見て喜んだり、アゲハの幼虫を見つけたり、あげたらキリがないほどの忘れられないエピソードがあります。

先生方が子ども一人一人のことを良く見てくれる、ということ。園庭では自由に木登りしたり、なっている実を自由に採っても良いこと。年少、年中、年長のクラスを越えて、一緒に遊べること。

園の説明会でお聞きした、秋の収穫感謝礼拝からアドベント、クリスマス礼拝、おもちつきへの流れ。どの活動にも子どもたちの育ちが明確に意識され、年長児から年中児、年少児へと育ちが受け渡されていく様子。本当に素晴らしいと思いました。ぜひこの園にと思った時、ひとつだけ気掛かりとして残ったのは園庭のサイズでした。しかし入園してみて、それは杞憂でした。四季が感じられ、虫も鳥もやってくる。美味しいものがあちこちになり、遊びに使えるものがたくさん木々からもらえる。外の木のテーブルと椅子も、娘のお気に入りスポットです。「いつでもお外でこうさくできるからね!」と言っていました。コクワガタが死んでしまった時、オオヤマザクラの根元に先生と娘が埋めました。来年きれいに咲く桜の栄養になるからね、と優しく話しかけてくれた先生の言葉、娘にも届きました。そのオオヤマザクラは、秋には色とりどりの葉っぱを落としてくれ、素敵かつはかない冠を作れます。私にとっても毎年の楽しみです。 クラス懇談会で聞いた話。高いところの桑の実を取るために、ひとりが枝を押さえ、ひとりが実を採り、みんなで分け合って食べていたそうです。あるいは、凍霜害でわずかしかならなかったアルプス乙女を小さく分け合って食べた。そのことが「お庭でいちばん好きな美味しいものはアルプス乙女!」と娘に刻まれています。分け合うコミュニケーションが自然と育まれる!なんて素晴らしく美味しい園庭でしょうか。

質問4:どんなことでも。

鈴蘭の価値は日陰ぐらいでは揺らがないが、やはり本来の鈴蘭らしさを取り戻し、 ただでさえコロナ禍で負担の多い先生方に 安心してこれまで通りのお仕事をしてもらいたい。 日陰がこれほどになると、立て看板を見て「敷地の北側にこんなに家が建つと、 幼稚園日陰にならない?」 と早めに気づかなかった保護者も、自分も含めてのんびりしていた。 できる限り子どもにも幼稚園にもいい環境を取り戻したい。 鈴蘭は松本の大切な宝です。 幼稚園の子どもたちから、大人が平気で太陽を取り上げるようでは 子育てに優しい街、子育て支援に力を入れている街とは言えない。

ここまで書いてきて思ったことなのですが、自己肯定感が育まれていることは間違いないな、と感じました。感謝の気持ちでいっぱいです。 こんなに素敵な最高な鈴蘭幼稚園がなぜこんなに困難な状況に追い込まれなければならないのか、悔しくて悲しくて涙が出ます。この問題は幼稚園の存続の危機だと思っています。一緒に戦いたい!幼稚園を守り、子どもたちを守りたい!守るべきものを守るためには、時として、心を鬼にして戦わなければならない。今はその時のような気がしています。 鈴蘭幼稚園は本当に素晴らしい幼稚園なので、これから先もずっと子どもたちの大好きな場所として存続していって欲しい。そのために私もできることはなんだってします。

上の子が転入して親子ともにまだ生活に慣れない頃、お迎えにいくと先生が子どもがどんな様子だったか毎日丁寧に教えて下さいました。お弁当を食べるのに少し苦労していたのでごはんの量が少し多かったかもしれません、と教えてもらった時には、そこまで丁寧にみて下さっているなんて、と驚くとともに、この園なら安心して預けられる、と安心した事を覚えています。また、子どもの事だけでなく、お母さんも慣れない生活で困っている事はないですか、大変ですよね、と親身になって気にかけて下さった事、今でも本当に感謝しています。この幼稚園に出会えて、松本に引っ越してきて本当に良かったと思っています。 このような素晴らしい幼稚園がこれからもずっと、多くの子どもたちや親から愛され、長く続いていくことを切に願っております。また、子どもたちのため、日本の未来のため、鈴蘭幼稚園は必要だと思っています。そのために、微力ながら私に出来ることがあれば力なりたいと思っています。

園庭日照問題に対して、鈴蘭幼稚園の素晴らしい園庭を守るために、子どもたちの教育環境や権利、未来を守るために、共に祈り、行動したいと思っています。

鈴蘭の子たちは、日陰ができても案外大丈夫なのではないかな?とは夫の弁。私も、昨日娘に今日何して遊んだ?と聞いたら、雪遊びでした。それも、朝はガチガチに凍っていたように見えた砂場で、「ごま塩作ったんだよー。砂と雪で作るの!」と楽しそうでした。こんな寒くて冷たい砂場でも、雪が積もれば嬉しいし、その冷たさを利用して遊びも生み出してしまう。この子どもたちの力も信じて、進んでいきたいと思いました。