神祇省公安対魔特務六課により制式採用された、対霊障戦闘用装束。
大厄災以降、激化する怪異事象への対処を目的に開発された。
後継が開発される中でも生産しやすいという美点はやはり大きく、小規模なアップデートを繰り返しながら現在でも対怪異任務の主力装備として運用され続けている。
現場からの提案を受けて新しく開発され、生産が進んでいる対霊障戦闘用装束。一部の隊員に向けて配備が始まっている。
材質や術式が刷新されたことで前型より防護性能と機動性が向上。損耗率の大幅な低下を実現している。
3Dモデル制作:yukikaze
公安対魔特務六課に配備されている対怪異汎用小型短機関銃 PDW(Personal Defense Weapon)として開発された。
高い貫徹力と携帯性に優れ、怪異に対しても高い攻撃力を有する 。
3Dモデル制作:yukikaze
公安対魔特務六課に配備されている対怪異用小型拳銃。
装弾数、携帯性共に申し分なく、怪異に対して一定の効果を発揮するが、B級以上の怪異にはここぞと言う決定打に欠ける。その為、パトロール要員やサブアームとして携帯する隊員が多い。
3Dモデル制作:銃を作る方のあっと
追加テクスチャ制作:ひーらぎ
公安対魔特務六課に配備されている12ゲージポンプアクションショットガン。
レミントンディフェンスのM870をベースに近接戦闘を意識してバレルの切り詰め等を行っている。
プッシュボタンタイプのウェポンライトが標準で付いており、夜間任務がメインの八咫烏には必要不可欠である。
12番対怪異用雷針
本散弾銃で使用する実包であり、低ランクの怪異に対して拘束または一時的な弱体化を期待できる。周囲への2次被害の防止の観点から発射体は単粒タイプ、所謂スラグの系統であり低装薬で貫通力を意図的に下げている。
3Dモデル制作:yukikaze
銃火器の弾は銀など別の素材で作っているわけでは無く、市販のものと変わらない。それに儀礼を施し、外見と特性を変化させている。
相対する怪異によって儀礼が異なる制約があるため、儀礼済みの弾薬は八咫烏をはじめとする一部の組織以外には供給されていない。
解説
一度使用されると効力が切れ、元の姿に戻る。そのため一般の弾薬と同じ扱いで処理され、秘匿性に問題はない。
使用者の武器との親和性が低い、または妖力が弱い・無に等しいと効果が安定しないという欠点がある。
開発初期には「ただでさえ隊員に適正のある武器がバラバラなのに、様々な弾薬を運用するのは困難」「市街地で過度な貫通力は危険かつ儀礼に頼ればそもそも不要」という意見があり、統一して低貫通弾が用いられていた。しかし怪異が物理的防御(物質による盾など)を用いると目標に到達できず、効果を発揮できなくなった。その反省から、現在では低貫通~貫通までの様々な種類が運用されている。
結果的には初期に危惧された通り、運用する弾薬の種類が多くなってしまい、管理部が悲鳴を上げている。
3Dモデル制作:うなばらしお
陰陽師が擬人式神を創造する際に使用する形代。
霊力を大幅に消費する代わりに強力な式神を召還することができる。
とても強力な反面、適性がない者の使用には危険が伴う。
3Dモデル制作:ひーらぎ
霊力を込めた杭を打ち出し、杭の接地面から半径500mの範囲に認識阻害効果を持つ広域結界を展開する装置。
可搬性だが携行性は悪く、二人一組で運用しなければならないが、広域に強力な結界を展開する事ができ、周辺区画の被害を最小限に抑える事ができる。
自衛隊の装輪式装甲車両。
対怪異の市街地戦闘のため、3台が八咫烏に配備されている。
「Light Armored Vehicle:LAV(ラヴ)」と略して呼ばれ、ライトアーマーという陸上自衛隊公式の愛称も付けられている 。
イギリスのSupacat社によって開発された高機動装甲車両。愛称は「ジャッカル6」。とあるツテで八咫烏に数両譲渡された。
普通車程度のサイズで、小回りが効く。八咫烏運用中のCH-47Jにもギリギリ搭載できる。
車両班が独自改修を行い、貨物スペースを有効活用することで、最大乗員数を増やしている。また、対IED装甲を削除した代わりに側面装甲を追加している。
諸元
乗員数:4名 + 砲手1名 + 4名(貨物空間)
全長:約5.39メートル
全幅:約2.00メートル
全高:約1.97メートル(武装を除く)
重量:約6.65トン
エンジン:6.7リットル Cummins ディーゼルエンジン
最高速度:130km/h(舗装路)、約79km/h(オフロード)
航続距離:約800km
サスペンション:独立式ダブルウィッシュボーン+エアスプリング、地上高最大380mm
CH-47Jは、アメリカのボーイング社によって開発された大型輸送ヘリコプターCH-47Dチヌークを、米ボーイング社と日本の川崎重工による共同生産機として"J型のCH-47Jとして調達したもの。
緊急性の高い遠方の任務に対応するため、八咫烏にも1機導入されている。
UH-60J は、シコルスキー・エアクラフト社製の4翅シングルローター、双発エンジン搭載の中型多目的ヘリコプターであるUH-60ブラックホークを、日本が救難目的に独自改良したもの。
即応性の要求される任務や、怪異災害の救難用に、八咫烏にも航空自衛隊から1機譲渡されている。
ATVは川崎重工が開発した、汎地形対応車輛(ATV)である。自衛隊運用中のMV-22搭載用の車両ではあるが、八咫烏運用中のCH-47Jにも搭載できる。
道路交通法改正により、日本の一般公道でも走行できるようになった。(2044年時点)
オーストラリア製のブッシュマスター装甲車(MRAP)。陸上自衛隊では「輸送防護車」という名目で配備されている。
大厄災のあと自衛隊がかなりの数を調達、そのうちの1両が八咫烏にも配備され、多目的指揮通信支援車として改造された。
一般的な愛称は「ブッシュマスター」だが、防護輸送車との混同を避けるため、八咫烏の車両は「ケルベロス」と呼ばれている。
機能
移動指揮所としての機能はもちろん、通信設備、応急救護設備の他、補給物資や重火器の輸送も行える後方支援の要。
無線や衛星通信による情報収集、ボタン操作での広域結界生成装置の設置や怪異検知装置による怪異索敵も可能。
使用アセット:セダン - 素材屋ぴよも
パトロールや人員・物資輸送、緊急出動などの一般的な業務使用のために八咫烏に複数台支給されている車両。
一部のマニア向けに平成中期のクラシックデザインで市販されたものの売れ行きが伸びず、在庫処理のために最低限の装備が積まれたビジネスグレードとして再販されたモデル。
諸元
製造年:2033
最高速度:250km/h
燃料:水素/電気 ハイブリッド
定員:5名
解説
安価でありながら、操縦安定性や耐久性、燃費など業務用車両としては様々な点に優れており、八咫烏内でも度々酷使されている。
車体の一部は対怪異用の武器に使用される特殊素材のパーツに交換されており、怪異に対して干渉することができる仕様となっている。
ERIOHS ELECTRIC INDUSTRIAL(E.E.I.)製、電磁式カタパルトと無人機をコンテナに内蔵する特殊用途戦術パッケージ。
内蔵されたModel.EL108電磁式カタパルトは騒音が火薬式よりも遥かに小さく、公にできない任務で活躍する。
使用アセット:機体本体&コンテナ - かれん@ao501(@callen_p)、翼下アイテム - だんけ☆ゆい(@Danke_yui)
ERIOHS ELECTRIC INDUSTRIAL(E.E.I.)製の最新鋭の無人偵察/攻撃機。
高度約15kmを周回し、地表の空き缶すらも探知可能なセンサーで隊員を支援する。
機体規模に対してペイロードが非常に大きく、索敵から照準、擲弾、効果観測までをスタンドアロンで実行可能。
偵察部隊の犠牲を減らすため、自衛隊から八咫烏に1機譲渡された。
諸元
全長:369.8cm
全高:58.4cm
翼幅:530.9cm
兵装最大搭載量:2,268kg
エンジン:アグリアラ・ヘヴィ・インダストリー社製 A5200HSターボファンエンジン
稼働限界:12時間(未積載時)/4時間(最大積載時)
装備
搭載電子機器
長距離光学照準システム(LROTS)
外部追加装備
DLSP(データリンクシステムポッド)
ECMP(電子妨害ポッド)
民間のロボットメーカー「矢印工房」によって2035年に開発された自律思考型のロボット。
市販のモデルは建設業や配達業向けに製造されているが、当機体は八咫烏専用に高機動仕様として改造されている。
機能
「メインカメラ」
機体正面に内蔵されている特殊なカメラ。とある隊員が持つ特殊なスピードグラフィックカメラの技術が応用されている。
視認できない霊的な存在やエネルギーを捉えることができる。また、撮影した対象を写真・映像データの中に封じ込めることも可能。
「射出式ワイヤー」
機体上部に2本搭載されている射出式のワイヤー。
壁面のクライミングや車両の牽引の際に使われるのはもちろんのこと、怪異に突き刺して霊力を流し、弱体化させることができる。
「多機能通信機・レーダー」
無線通信の際の中継機やGPS、怪異レーダーとして機能する。
「飛行用ローター(故障中)」
機体上部から展開する飛行用の折りたたみ式ローター。現在故障中だが、予算の関係上修理ができずにいる。 (編集済)
解説
頭や脚、左右の磁気ユニットは展開式で、輸送や格納の際は箱型に変形する。
具体的な内部構造は非公開であり、儀式によって霊力を操作する機能が追加されている。
人工の機械ではあるが、銃火器は装備しておらず、戦闘の際は 魔法・神術 の使用がメインとなる。