呼称:"禍津観音"
カテゴリー:A級怪異
発生場所:生駒山地
蟷螂と仏像が融合したような禍々しい姿をした怪異。
念佛のような羽音によって遭難者を催眠し、己の捕食結界内に誘導する。
渡来したアジア系集団が持ち込んだ蟲業の一種が仏像に憑依した姿だとされる。
数百年もの間、発生場所である産土神信仰の村人達から信仰と供物を奪い続けて徐々に怪異化した。
呪詛テロ組織"大黒覚組"の信奉を受けて強大化、野生化したのち1900年代初頭から続く集団失踪事件を引き起こした。
現在は近畿地方の山岳地帯で"禍津観音","血濡れ仏尊"として畏れられている。
暗い瘴気に包まれた捕食結界の奥深くに鎮座している。
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