教材開発ユニット」ページ

本ユニット立ち上げの経緯

創造国語の発起人である、茅野先生の「原点に立ち戻り、「創造」の名のもとに部会を細かく設け、立ち上げから関わっている同士たちも、意欲あふれる若い先生たちも、国語の授業づくりを一から学んでみたいと思っている中堅の先生たちも、この会に集う全ての先生が、自らの興味に応じて気軽に参加・提案しやすい環境をつくれないか」という考えのもと、来年度からユニットという新たな形での活動がスタートすることになりました。

 

基本理念 

子どもたちの「今」を見つめ、「楽しく、力のつく」教材の開発を目指して

 目の前の子どもたちの生活経験や読書生活の実態と、教科書教材が合っていないと感じることはないだろうか。日常的にタブレットやPC、スマホを用いて、自分の好みに合ったマンガや物語、小説を読んでいる子も少なくない。子どもたちの周りには様々なメディアが溢れ、手に入る情報量も増えてきている。読書行為の形態が変化し、一人一人の興味関心も多様化しているなかで、紙媒体や教科書教材のみをテキストとしているだけでは活発な言語活動を展開していくことは難しくなってきている。そうした現状を踏まえて、「楽しく、力のつく」新たな教材を開発し、子どもたちのより豊かな学びを創造していくことを本ユニットの基本理念としたい。

 



〇教材開発の視点

➀地域教材

 ・地元の店舗とのコラボ

 ・街中の看板の比較


②教科書教材以外の読み物

 ・謎解き物語文

 ・絵本

 ・ノベライズ

 ・小説

 ・ライトノベル


③サブカルチャー教材

 ・静止画系列サブカルチャー教材 (静止画、絵、写真、マンガなど)

 ・動画系列サブカルチャー教材(アニメ、ドラマ、映画など)

 ・音声系列サブカルチャー教材(音楽と歌詞、ラジオドラマ、朗読劇など)

 ・ゲーム系列サブカルチャー教材(テレビゲーム、ボードゲームなど)

 ・SNS系列サブカルチャー教材(LINE、X、Instagramなど)


④自作教材

 ・書き換え


 上にあげたような教材を扱うだけではなく、教科書教材と新たな教材を関連させることも可能かと思います。

「教科書教材×アニメ化された作品」「教科書教材×書き換えたもの」「謎解き物語文→教科書教材へ」

「書くことの学習×LINE」「書くことの学習×街中の看板」など、教材開発の可能性は無限です。

〇年間計画

 例会は基本第2土曜日(仮) 附属横浜小 14:00~ 対面&オンラインで実施(出来る限り対面参加)


◆3月23日(土)

ユニットの趣旨説明&年間予定、「謎解き物語文」を授業開きで活用、持ち寄った授業開きの実践や構想を共有


◆4月6日(土)

単元開発ユニット オンラインセミナー


◆4月13日(土)

実践報告(2人) or 今後の授業構想

 

◆5月11日(土)

実践報告 8月のセミナーに向けて詳細提案

 

◆6月8日(土)

実践報告(2人)

 

◆6月  日

山梨大附属小 堀之内実践を参観 甲府で懇親会?

 

◆7月27日(土)

公開 全体例会〈基礎力ユニット 合同〉


◆8月24日(土)

教材創造夏祭り セミナーin横小

授業公開&ワークショップ


◆10月12日(土)

公開 全体例会〈単元開発ユニット 合同〉


◆11月9日(土)

実践報告(2人)

 

◆12月13日(金)~12月14日(土)

横浜国立大学附属横浜小 

教育研究集会

 

◆12月26日(木)

公開 全体例会 忘年会〈雲の会〉

実践報告(2人)or 今後の授業構想 

 

◆2月  日

お茶の水女子大附属小 森実践を参観 茗荷谷で懇親会?

 

◆3月22日(土)

全体定例会 年間反省&次年度に向けて 

教材開発ユニット



所属メンバー

白川治 (横国大附属横浜小)

麻生達也(横国大附属横浜小)

新垣力嗣(横国大附属横浜小)

森壽彦 (お茶の水女子大学附属小)

堀之内志直(山梨大附属小)

藤平剛士(相模女子大附属小

櫛谷孝徳(相模原市立清新小)

山口慶吾(相模原市立大野北小)

堀真之 (相模原市立内郷小)

池谷賢人(相模原市立小山小学校)

小沢一真(川崎市立宮崎小)

長尾賢人(川崎市立藤崎小)

工藤真奈美(川崎市立南原小)

宮嶋花果(川崎市立川中島小)

石村悠策(川崎市立小)

石橋隼人(藤沢市立村岡小)

臼澤啓佑(藤沢市立小)

笠原宏太(座間市立入谷小)

中田和希(大和市立大和小)

松岡(秦野市立北小学校)

向姫寧(早稲田大学3年)



お問い合わせ

 白川 治(横浜国立大学附属横浜小学校) sirakawa-osamu-gr@ynu.ac.jp