Prototype 3

プロトタイプ３は、ユーザスタディに用いるため、１日以内にゲームが終了するように、シンプルなタスクを設定したバージョンです。

Rules and Design

プレイヤーとゲームマスター

• プレイヤーは２名

• 判定および盤面の操作・状況共有のために、プレイヤーと別にゲームマスター1名をつける

盤面デザイン

• 一般サイズの円形プレート(直径90mm)の上の無栄養寒天培地で行う

• 図のように、それぞれのプレイヤーのスタート地点とゴールを決める

粘菌の種類

• シロモジホコリ（プレイヤーA、白）VS　モジホコリ（プレイヤーB、黄）

勝敗

• 自分の粘菌を、自分のゴールに先に導いた方が勝ち

• 同じ手順で両方がゴールに到達した場合は引き分け

• どちらも到達しなかった場合も引き分け

進め方

• 1時間に1手、ゲームマスターを通じてエサを置く場所を指定する、あるいはスキップするかを決める

• 後手は先手の30分後に、同様にゲームマスターを通じてエサを置く場所を指定する、あるいはスキップするかを決める

• 各最大5手で終了

• 各プレイヤーは5手中、3回のみエサを置くことができる

• 最後の後手終了時点で勝敗判定を行う

• お互いのスタート地点にコマを置くのは禁止

プレイヤーのタスク（１手ごとにやる作業）

• 白、黄それぞれの粘菌に対して、３箇所、１時間後の予測を行う点を写真に記入

  • 青：現在の点

  • 赤：1時間後の予測の点

  • 黄：コマ

  • 黄、白それぞれに対して予測の確信度を5段階（1:全く確信がない〜5:とても確信がある）で記述（例：黄 3 , 白 4）

  • コマを置く場合、コマの位置を写真に記入

  • 予測、コマの場所それぞれに対して意図を記述