SES2019ワークショップ


ワークショップ『不確かさの理解と付き合い方』

開催日

2019年8月29日

討論リーダ

  • 岡野浩三(信州大学)
  • 石川冬樹(国立情報学研究所)
  • 中島震(国立情報学研究所)

連絡先

  • ses2019-ws4 AT ses.sigse.jp

趣旨・概要

  • SES2017のワークショップ「ソフトウェアと不確かさ」の議論の発展として以下の課題や問題提起の発表を募集する.
  • 近年の複雑大規模なシステム,深層学習システムに対して信頼性の確保の必要性が高まっている.そのためにはさまざまな「不確かさ」を理解したうえで先端の諸技術を適用する必要性がある.「不確かさ」にはさまざまな種類と原因がある.しかし,ソフトウェア開発固有の「不確かさ」を含め,情報システムにかかわる多くの「不確かさ」に関してそれらの関連性の究明や本質を体系的に扱う研究は十分には成されていない.そのような状況下で「不確かさ」を理解し,解析し,あるいは場合によっては,「不確かさ」を味方につけて信頼性保証やシステム設計を行う必要がある.本討論テーマではそのような観点から種々の研究や技術について討論したい.

プログラム

  • 13:00-13:10 岡野浩三
    • ワークショップ趣旨説明
  • 13:10-13:40 岡野浩三
    • 開発者にとって未知の技術を用いた開発と検証に関する考察
  • 13:40-14:10 河野泰隆
    • AI活用システムの設計パターンの確立に向けて
  • 14:10-14:40 今井健男
    • 深層ニューラルネットワークをHoare論理で記述する試み
  • 15:00-15:30 石川冬樹
    • ソフトウェア工学における不確かさ~検証・自己適応・機械学習コミュニティでの議論から
  • 15:30-16:00 中島震
    • 機械学習ソフトウェア開発における不確かさ
  • 16:00-16:30 全体討論