2010年代に入り、長い研究開発期を経た機械学習は普及期を迎え、今や「人工知能ブーム」の核となっている。しかし、機械学習機能を組み込んだシステム/ソフトウェアは、人工知能であるゆえのブラックボックス性や不確実な振る舞いから、製品としての生産性・品質を保つのが極めて難しい。本セッションでは、その具体的な課題と、採るべき工学的アプローチを議論したい。