SICE SI部門
マニピュレーション部会

部会幹事団

主査・辻徳生(金沢大)
副査・田原健二(九大)
幹事・山口明彦(東北大)

ご挨拶

ロボットマニピュレーションは,ロボットアームと手先効果器を用いて環境や物体に働きかけ,様々な作業を行うための技術を取り扱う,ロボティクスの歴史の中でも最も古い分野の一つです.それにも関わらず,現実のマニピュレーションを取り扱う際には,未だ解明されていない複雑な問題に直面します.この分野は,機械設計,触覚・力覚などの各種センサ,画像処理・認識,運動制御,運動・把持計画,機械学習や人の運動解析などの多様で幅広い技術や学問を基礎とし,それらをインテグレーションする必要がありますが,個々の研究者が必ずしも全ての領域に精通しているわけではありません.そこで,計測自動制御学会・システムインテグレーション部門・マニピュレーション部会では,マニピュレーション研究に関わる研究者・技術者・学生のための研究会や講習会などを企画・サポートしていくことで,日本におけるロボットマニピュレーション研究や人の交流を活性化し,牽引することを目指します.

部会メンバーによる研究事例