使用域について調べる

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基本的な使い方

Chart機能を使うことで、単語や表現の使用域毎の分布をグラフ化することができます。PER MIL(百万語あたりの頻度)に着目しましょう(グラフはPER MILが基になっています)。

収録されている使用域(詳しくはこのページを参照)

検索例①

notwithstandingを調べた結果です(検索式:notwithstanding)。学術論文(ACAD)に集中して見られることから、この単語はフォーマルな使用域と結びつきがあると考えられます。

検索例②

a lot ofを調べた結果です(検索式: a lot of)。話し言葉(SPOK)に集中して見られることから、この表現はインフォーマルな使用域と結びつきがあると考えられます。

応用

類義語の棲み分けを調べてみると面白いです。以下、未来表現として使われるwillとbe going toの使用域毎の分布を見てみましょう。

willと動詞の原形の組み合わせを調べた結果です(検索式:will_vm _v?i)。

be going toと動詞の原形の組み合わせを調べた結果です(検索式:_vb going to _v?i)。

Excelを使うと、PER MILの数値を基にこのような表を作ることができます。willとbe going toの使い分けについては文法・語法の参考書や辞書を参照してください。