英語学演習XII
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シラバス
教科書
Lindquist, Hans, and Magnus Levin. 2018. Corpus Linguistics and the Description of English. Second edition. Edinburgh: Edinburgh University Press. [ProQuest Ebook Central]
コーパスの活用法について理解を深める
オンラインでコーパスを利用できるサイト
English-Corpora.org [関連する情報はこのページにまとめています]
CQPweb [使い方に関する動画集; UCREL CLAWS7 Tagset]
コーパスの検索
Corpus Resource Database (CoRD) [自分の研究課題に適したコーパスを見つけましょう。]
Corpus-based Linguistics – Introduction [Corpora Selectionのページに様々なコーパスに関する情報がまとめられています。]
コーパスの作成💻
自分の研究課題に適したコーパスを作成することも常に選択肢に入れてください。
アノテーション
Free CLAWS web tagger [オンライン上でテキストに品詞タグを付与できます。]
生のテキストに品詞タグをつけて検索したい場合は、CQPwebのinstall your own corpus機能も便利かもしれません。
仮説検定
標本調査から得られた結果は、統計的に有意かどうか確認したほうがよいです。
小林雄一郎 .「言語統計の基礎（前編）――頻度差の検定――」（実践で学ぶ コーパス活用術 5 | 研究社 WEB マガジン Lingua リンガ）
レポート執筆に向けた先行研究の調査
「ゼミナール」のページを参照してみてください。特に「英語史関連書籍@専修」で重要な書籍を紹介しています。
Visserの紹介があります。
第3章
Suzuki, Daisuke. 2018. “The Semantics and Pragmatics of Modal Adverbs: Grammaticalization and (inter)subjectification of Perhaps.” Lingua : International Review of General Linguistics 205: 40-53.
Hope, Jonathan, and Michael Witmore. 2014. “The Language of Macbeth.” In Ann Thompson, ed. Macbeth: The State of Play. London: Bloomsbury. 183-208. [コーパスを使って文学作品を分析したい学生は是非読んでください。]
semantic prosodyを調べるのに便利なサイト
第4章
石井康毅「英語コーパス体験ツアー――BNCweb を検索してみる――（前編）」（実践で学ぶ コーパス活用術 2 | 研究社 WEB マガジン Lingua リンガ）
小林雄一郎 .「言語統計の基礎（後編）――共起尺度――」（実践で学ぶ コーパス活用術 6 | 研究社 WEB マガジン Lingua リンガ）[Mutual InformationやLog-likelihood等の共起尺度について学べます。]
内田諭.「COCA を使ったコロケーションの検索」（実践で学ぶ コーパス活用術 14 | 研究社 WEB マガジン Lingua リンガ）[English-Corpora.org上でコロケーションを調べたい時に参照してください。]
渡辺拓人. 2022.「現代英語における‘wring one’s hands’ の 意味変化とイディオム化」 『商学論究』70 (1/2): 727–42.
CQPwebでコロケーションを検索する方法を説明した動画。
第5章
第6章
寺澤盾. 2016. 『英単語の世界―多義語と意味変化から見る』中央公論新社.
服部義弘・児馬修（編）. 2018.『歴史言語学』 朝倉書店.［堀田先生がご担当の「第8章 意味変化・語用論の変化」を読むと教科書の理解が深まります。］
第7章
Kikuchi, Shota. 2014. "On Whom in American English from 1990: A Study Based on the Corpus of Contemporary American English." Language and Information Sciences 12: 19-35. [使用域や統語環境に着目してwhoとwhomの分布を調査した拙論です。]
Mair, Christian. 2006. Twentieth-Century English : History, Variation, and Standardization. Cambridge: Cambridge University Press. [オンライン利用可]
hellog #4635. "Great Complement Shift" [be accustomed to do vs. be accustomed to doingの問題に関心を持った学生はGCSに注目。]
秋元実治（編）. 2023.『近代英語における文法的・構文的変化』 開拓社.
第8章
神崎高明. 2022. 『英語のジェンダー』開拓社.
寺澤盾. 2016. 『英単語の世界―多義語と意味変化から見る』中央公論新社. [特定の意味の場における語の交替に関心がある学生は是非読みましょう。]
Garner, Bryan A. 2016. Garner’s Modern English Usage. 4th ed. Oxford: Oxford University. [オンライン利用可]
Leech, Geoffrey, Marianne Hundt, Christian Mair, and Nicholas Smith. 2009. Change in Contemporary English: A Grammatical Study. Cambridge: Cambridge University Press. [オンライン利用可]
第9章
西村秀夫 （編）. 2019. 『コーパスと英語史』ひつじ書房. [OEDをコーパスのように使って通時的変化を調査したい学生は家入葉子先生のご論考を読んでください。]
Hopper, Paul J., and Elizabeth Closs Traugott. 2003. Grammaticalization. 2nd ed. Cambridge: Cambridge University Press. [文法化に興味がある学生にとってマストな一冊です。]
Nevalainen, Terttu, and Helena Raumolin-Brunberg. 2017. Historical Sociolinguistics: Language Change in Tudor and Stuart English. London: Routledge. [社会言語学の方法論を応用しながら、初期近代英語期における形態・統語上の変異・変化を調査した研究書です。]
第10章
Freiburg Corpus of English Dialects (FRED) - Interactive Database
Biewer, Carolin, Marianne. Hundt, and Nadja. Nesselhauf, eds. 2007. Corpus Linguistics and the Web. Amsterdam : Rodopi. [電子書籍]