観光政策・観光史研究室の方針
観光政策・観光史研究室の活動理念・方針
観光史研究室・観光政策研究室での進み方(概念図)
方針:ツーリズム・リテラシーから地域・社会の実態を解明する
学部研究室では、「よりよい観光人」や「観光社会で楽しく生きる」ことを主眼に、観光史や観光メディア研究から、ツーリズム・リテラシー(観光・旅行の仕方や能力)を身につけていくことに主眼を置いています。
手法・活動内容
① 観光学の基礎概念について学ぶ過程で、学生のなかでの観光像や、興味関心のある研究テーマ(ツーリズム・リテラシー)を探索していく(B2~B3)
観光学の基礎概念について学んでいく過程で、自分自身の観光イメージや、興味関心のある分野を特定していく。その際、「ツーリズム・リテラシー」をめぐる概念に関わる研究や議論、フィールドワークを通じた理論と実践の両側面から考えていく。
② 観光史の基本的な概念や研究手法を学び、実際に研究のまとめを行えるようになる(B2~B3)
観光史に関わる基本文献や議論を学び、特定のテーマに関わる先行研究の整理から、テーマ・問題設定や研究対象の選定を行るようにする。
③ 研究を進めていくなかで、資料探索・研究手法(インタビュー調査)の基本を習得していく(B2~B3)
先行研究や研究資料の探索の過程で、観光史研究に関わる研究手法を学んでいく。特に、関連図書館での文献資料収集や、インタビュー調査を実施することで、質的な研究手法を身につけていく。
④ 観光史・観光メディア研究を実際に研究・調査し、その結果を発信する(B3~B4)
グループ研究を通じて、観光史・観光メディア研究に関わる具体的な研究テーマを設定し、グループで分担しながら研究を進めていく。さらに、その内容をプレゼンテーションやポスター、論文という形で発信できるようにする。
⑤ 研究の過程で、関係者との研究ネットワークを構築し、情報交換や議論を進めていく(B2~B4)
演習時間内外で、研究室の学生同士の議論や雑談、関連する研究者や調査対象とのネットワークを構築することで、観光史・観光メディア研究に関連する情報交換や議論を深めていく。
⑥ 研究活動のなかで、研究室の学生同士と観光メディアの作成・発信を行えるようにする(B2~B4)
ゼミ・イベントや研究発信(学会、合同ゼミ、SNS)を通じて、所属学生の研究成果を社会に発信し、還元できるようにしていく。
地域政策学部(学部)
地域政策学研究科:観光政策研究室(大学院)
方針:観光政策研究から地域・社会の実態を明らかにしていく
大学院研究室では、日本国内、世界各地の観光政策に関わる具体的な事例を、観光史・観光メディアの分析を通じて解明していく。その過程で、観光政策研究や観光史・観光研究における諸概念への考察や修正を行っていくことを主眼に置いています。
手法・活動内容
① 観光政策や観光史・観光研究に関する概念や議論の整理を通じて、観光政策に対する理解と問題点を明らかにしていく(M1)
観光政策に関わる先行研究を整理することを通じて、観光政策や観光史・観光研究の理論や概念、議論の整理を行う。そのうえで、従来の研究の問題点を指摘する。
② 観光政策に関わる具体的な研究資料を収集し、分析し、成果を発信する(M2)
各地の図書館・資料館での文献資料収集や、関係者へのインタビュー調査を通じて、特定の研究テーマに関連する研究資料を収集する。
③ 観光政策研究や観光研究に関する理論や概念への考察を通じて、観光政策研究の議論を発展させていく(M2)
修士論文の作成と発表、学会誌への投稿を通じて、観光政策研究の理論や概念に関する議論を発展させていく。
④ 研究の過程で、関係者との研究ネットワークを構築し、情報交換や議論を進めていく(M1、M2)
演習時間内外で、研究室の学生同士の議論や雑談、関連する研究者や調査対象とのネットワークを構築することで、観光政策に関連する情報交換や議論を深めていく。
⑤ 研究活動のなかで、研究室の学生同士と観光メディアの作成・発信を行えるようにする(M1、M2)
ゼミ・イベントや研究発信(学会、合同ゼミ、SNS)を通じて、所属学生の研究成果を社会に発信し、還元できるようにしていく。
卒業生・社会人
方針
卒業後も卒業生として、研究室の活動をお手伝いして貰っています。あるいは、現場の声として、さまざまな形で研究室担当教員や研究室学生たちとのネットワークを構築していきます。
手法・活動内容
① 研究室担当教員との情報交換、ネットワーク構築
不定期に開催される同窓会や集まり、日常での連絡を通じて、さまざまな情報交換を行うとともに、関連ネットワークを構築していく。
② 研究室所属学生たちとの交流、相談、情報交換
卒業生として、研究室の後輩たちとの交流や相談にのって貰う。