当院の臨床工学部は呼吸・循環・代謝を主軸に生命維持に不可欠な知識と機器管理を単独領域にとどまらず、広く精通できるスペシャリストかつジェネラリストを目指せるように日々ローテーションを実施して集学的治療に対応できる臨床工学技士の教育に努めています。
入職して1年目から3年目にかけて当部の基本となる業務を習得して5年目以降は自分の強みとなる専門領域を高めていくようにローテーションしています。
また、臨床工学技士としてどのようなキャリアを進んでいくかマネジメントとサポートすることに積極的に取り組んでいます。
部内では必ず年2回のキャリアと業務希望等のヒアリングを実施しており、幅広い業務分野の中から自分が進みたい道を選ぶことができます。選んだ道の先にどのような未来像を描けるか目標管理できるツールを使って見える化し包括的サポートを実施しています。
さらに、各分野の先輩が模範となる活動を行い後輩にとって直接的な刺激となることを目指して、院内の業務にとどまらず、専門学会や技士会活動、大学院への進学など多方面で活躍ができるような支援環境も構築しています。